本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2014/6/15 日曜日::

■[漫画]君のような女中にずっとそばにいて欲しい「木造迷宮」11,12巻

木造迷宮 11 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2014-05-13 )

Kindle版:木造迷宮 (1)
Kindle版:木造迷宮 (2)
Kindle版:木造迷宮 (3)
Kindle版:木造迷宮 (4)

木造迷宮 12 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2014-06-13 )

Kindle版:木造迷宮 (5)
Kindle版:木造迷宮 (6)
Kindle版:木造迷宮 (7)
Kindle版:木造迷宮 (8)

コミックリュウの創刊から約8年、ずっと続いてきた「木造迷宮」も完結です。
先月発売の11巻と今月発売の12巻は連続で読むことをオススメしますですよ。
何というか流れとか間とか考えるにそれが丁度良いと思います。

ヤイさんのお誕生日にサエコさんのイヤリングと、
二人とその周囲の人々の思い出が降り積もり、
また、それぞれの思い出を噛みしめるゆったりとした、
いつまでも続くと思っていたダンナさんとヤイさんの穏やかな日常。

それがある日、ついにダンナさんとマミコ先生が再会したことっで、
物語とみんなの心が大きく動くことで大変だったけど、
納まる所に納まって大団円に辿り着いたのは本当に良かったと思います。
やっぱりこの物語の着地点はこうじゃないとね!

それほど大きなドラマがあったわけじゃない。
ただ、あの昭和の時代のどこにでもあったであろう空気を、
郷愁の念を感じながら味わえる、心落ち着く漫画でした。
ダンナさんとヤイさん、お幸せに。

:: 2013/11/3 日曜日::

■[漫画]ヤイさんと海水浴「木造迷宮」10巻

木造迷宮10 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2013-10-12 )
コミック ( 158 ページ )

和風の癒しを提供してくれる女中のヤイさんとの日常は遂に10冊目。
ただただ単純にヤイさんが隣りに居るというそのことだけで、
これ程までに癒されるら驚きです。
良いなぁ…、昭和の香りが漂う女中さん良いなぁ…

今回はヤイさんがちょっぴりサービスシーンを披露してくれます。
まずは物書きに集中してお風呂に入らないダンナさんを、
お風呂に入れて背中を流してくれるというプレイ!(プレイ言うな
はー、癒されますねー(綾波ボイス

そしてそして、ダンナさんとの宿泊有りの海水浴!
山育ちで海を見たことがないヤイさんに海を見せようという心温まるエピソードです。
もちろんヤイさんの水着姿を拝むことが出来る訳なんですが…
まぁね! 昭和の香り漂う世界観ですからね! そういった水着になるよね!
でもちょっぴり安心している私ガイル…

ちなみにこの海水浴に一役買ってくれたキタムラくんですが、
好きな人(サエコさん)に振り向いて貰う為に、
一念発起して頑張る姿にはちょっとほっこりしました。
ダンナさんというハードルは低いように見えて高いので、
乗り越えられるように頑張ってください。
チョコッとだけ応援しています。(笑

:: 2013/5/14 火曜日::

■[漫画]想いは降り積もる雪のように「木造迷宮」9巻

木造迷宮 9 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2013-05-13 )
コミック ( ページ )

8巻でヤイさんの幼馴染みの好青年が出てきて、
読者とダンナさんの心を波立たせた展開でしたが、
この9巻ではじっくりのんびりとした空気が流れて安心できます。

季節は秋。
実りの秋ということで栗ご飯を食べたくなったヤイさんとダンナさんが、
ダンナさんの親類のおじさんの家に栗拾いをしに行ったり、
取材旅行でダンナさん不在の秋の夜長を寂しく過ごしたヤイさんが風邪を引いたり。
そしてサエコさんがイメチェンして髪型を変えたりするエピソードが詰まってます。

しかしおじさんに嫁認定されてるヤイさん可愛いっすなぁ。
野良着で栗拾いに一生懸命なトコとか微笑ましさと可愛さのダブルパンチですよ。
喫茶「木もれ陽」の一日を描いたエピソードではセッコちゃんも可愛かったし、
サエコさんも髪型を変えたことを指摘された時のリアクションも可愛かったですね!
やはりこの作品に出てくる女の子は年齢に関係なくみんな可愛いです。

そして最後のエピソードで示唆されたマミコ先生とダンナさんの関係性ですが、
サエコさんが気付きかけたので今後どうなってくるのかちょっとドキドキですね。
まぁ、この作品は「木もれ陽」のセッコちゃんが柴谷広一の正体に気づいてなかったりと、
結構すれ違いが多いのでまだまだ引っ張るかもしれませんが。

何はともあれ、まだまだ続きが楽しみな作品です。

:: 2013/1/29 火曜日::

■[漫画]幼馴染み来たる!「木造迷宮」8巻

木造迷宮 8 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2013-01-12 )
コミック ( 148 ページ )

ダンナさんの所に来るまでヤイさんは子供の頃からずっと大屋敷で奉公してきたんだけど、
いくら大屋敷が田舎にあるとはいえ、同年代の子供が一人もいないという訳でもなく、
そして大屋敷のご奉公がいくら厳しいとはいや、良い人がいないはずもなく、
ヤイさんにも子供時代、一緒に遊んだお友達がいたのです。

そういった過去エピソードから始まり現在のヤイさんの気持ちまでひと綴りとなった、
一連の幼馴染み話がこの8巻には収録されています。
写真館でのほっこりとしたヤイさんの写真が繋いだ一連の話は、
ダンナさんにとってはちょっとした試練でしたね。

ヤイさんの幼馴染みのゲンちゃんは今では若くてイケメンで安定収入という、
誰もが羨む好青年となっているだけにダンナさんは過去のトラウマを思い出して、
気もそぞろになるんだけど、そこは良い人代表みたいなダンナさん。
何はともあれヤイさんの幸せを第一に考えるんですよね。
それでいて自分もヤイさんのことを大事に思っているとしっかりと主張したりと、
ちゃんと言うべきことを言っていて安心しました。

まぁ、ゲンちゃん本人がヤイさんのことをどう思っているか、
そしてヤイさんがゲンちゃんのことをどう思っているかは最後に分かるんですけど…
それは読んでのお楽しみですが、決して読者の期待を裏切る方向ではないのは確かです。
途中ヤキモキする事はあったけど、終わってみれば良いエピソードだったなぁ、と思います。

:: 2012/6/15 金曜日::

■[漫画]割烹着の天使「木造迷宮」7巻

木造迷宮 7 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2012-06-13 )
コミック ( 150 ページ )

コミックリュウが休載になった時に一番存続を心配したのがこの「木造迷宮」ですが、
リュウの復刊と共に再開されてこうして7巻が出ているのを見ると感無量です。
先日のコミティア100も含めてティアでは50円コピー本でヤイさんを見ることが出来るのですが、
やはり単行本になってこそ、という感じがします。

今回もヤイさんが甲斐甲斐しくて本当に出来た女中さんで、
ダンナさんが切に羨ましくなります。
自分の好きな事に使うようにと渡されたお年玉で、
ダンナさんに栗きんとんを食べて貰う為に栗を買うとか、
その心の清らかさには涙すら出てしまいそうですよ。

今回はそんなヤイさんだけではなく、マミ子先生とサエコさんの日常の話もあるんですが、
あの優しく穏やかなマミ子先生が結構なお年な上に…
いやー、意外だなぁ…
それでいて「今は今で楽しいのよ」と笑顔で言えちゃうのが凄い。
それにサエコさんも非情に見えて凄く親身な不動産屋さんしててほっこりしますね。
住居の立ち退きって基本的にマイナスイメージだったんですが、
おばあさんの心持ちとサエコさんのお陰でイメージが逆転しましたよ。
こういった話の持って行き方がこの作品の持ち味だなぁ、と思います。

本当にいつまでも読んでいたい作品ですので、今後とも続いて欲しいです。

:: 2011/12/13 火曜日::

■[漫画]サエコさん可愛い…「木造迷宮」6巻 限定版

木造迷宮6 限定版(リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2011-12-03 )
コミック ( ページ )

コミックリュウが休刊ということでどうなることかと思いましたが、
無事に単行本発売、しかも限定版ということでほっと一安心ですよ。
雑誌の方も来年には復刊するみたいなので、
このまま続いていって欲しい所です。

ちなみにこの休刊&復刊ネタは本編でも使われていて、
中々に世知辛いというかヤキモキする展開でしたね。
頑張って節約して何とか暮らしていこうとしている、
ダンナさんとヤイさん見てると応援したくなります。
というか、サエコさんが相談されなくて怒るのはわかる気がするなぁ。
まぁ、ダンナさんも迷惑掛けられないという気持ちもあったんだろうけど、
サエコさん的にはやっぱり頼って欲しいもんですよね。

そんなサエコさんは本編ではダンナさんとお買い物に出かけたりと、
中々にラブコメってましたが、やはり限定版の内容が秀逸でしたね。
昭和初期の女子高生っぽい、純情可憐な恋する女の子で、
当時は良すぎるスタイルがコンプレックスだったというのも良い!
ヤイさんとはまた違った良さがあるよなぁ。

そんなヤイさんですがつくし取りに熱意を見せたりと、
意外な面も見えたりで相変わらず可愛かったですね。
可愛いと言えば喫茶店のセッコちゃんが初めて小説を書いたのに評判がイマイチで、
落ち込んでる所をダンナさんが優しく掬いあげてる所はジーンと来ましたね。
今の格好は確かに見窄らしいけど、やっぱり心は素敵だよなぁ、ダンナさん。
そりゃー、モテるわ。(笑

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