■[漫画]たとえ離れていたとしても「新米姉妹のふたりごはん」10巻
新米姉妹のふたりごはん10巻
出版社:KADOKAWA
作者名:柊ゆたか
作者twitter:柊ゆたかさん(@yutaka7) / Twitter
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クリスマスプレゼントとして作られた屋上菜園を通じて、
マンションの人たちとの交流が増えたサチとあやり。
マンションの防災訓練に参加してお互いの大切さを再確認した二人だけど、
春休みには少し距離的に離れざるを得ないことが起きて…
防災訓練を機に非常食を使った料理をしてましたが、
まさか非常食でもお手軽に美味しい料理が出来るとは思いませんでした。
単純にあやりが凄い、というのもあるのですが。
ただ、そんなあやりも絵心はなかったようで…
お高い絵皿に憧れるあやりのためにサチが自作することを提案するも出来上がった絵柄が…
あれだけ料理の盛り付けが綺麗だから美的感覚はあると思うし、
手先は器用だと思うんだけど、まさか絵心だけがなかったとは…!
そんなあやりのちょっと拙いところがある絵皿だけど、
サチは欲しいと思ってくれるのが尊いですね。
お互いを想い合っているのがとても良かったです。
そんな仲の良い二人だけど、
春休みに二人揃って両親に会いにシンガポールに行く予定だったのが、
あやりがフランス料理教室に通うために物理的な距離を取らざるを得なかったのは、
二人の気持ちを思うとハラハラするというかソワソワするというか…
心がちょっとざわついちゃいましたね。
読者からすると二人の仲は相当良いんだけど、
二人からすると姉妹になってからそれほど時間が経ってないし、
何よりも血のつながりがないというのが心細いんでしょうね。
そんなあやりの心を読者の代わりに勇気付けてくれたみのりさんは良い叔母だと思います。
ちなみにカバー下のおまけ漫画がとても良かったですね。
あやりとサチの仲良し姉妹だけでなく、
みのりさんもお姉ちゃんと楽しそうにしてたし。
仲良きことは美しき哉。
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