■[漫画]青春のセントラルドグマ「ゴールデンタイム」5巻
ゴールデンタイム (5) (電撃コミックス)
著者/訳者:梅ちゃづけ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-01-27 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:YUuEMUIi
コミカライズを読み始めて一番印象が変わったキャラが誰かと言えば、
私の答えとしてはリンダに決まっています。
それくらいリンダの印象、というか思い入れが深くなりました。
正直、香子エンドよりもリンダエンドが見たくなるくらいに。
4巻ではリンダに記憶喪失前の万里と知り合いだったことを指摘…
というよりも糾弾したことで気まずくなった二人を、
この5巻では万里のお隣さんであるナナ先輩が取り持つことになったんだけど…
この時のリンダを見てると切ないんだ、ホント。
「恋愛感情はお互いになかったの」と言った時の瞳といい、
万里に対する想いが溢れに溢れまくっているんですよね。
原作の行間からの想像を見事に落とし込んでいると思います。
それに後ろ姿で「好きなら離れたらだめだよ 絶対に」と語るシーン。
これはバカだった自分が犯した過ちをしてほしくないという思いと、
自分のエゴをさらけ出したくない、という相反する思いを見せたくないんじゃないかと、
色々と想起させる、絶妙なシーンだと思うんですよね。
他にも万里が記憶を失う前の高校時代、
雨の中号泣しながら謝まるリンダも切なさと愛おしさがこみ上げてくるんだよなぁ…
もちろん香子も可愛いんですけどね、うん。
コンドームを見て真っ赤になった香子なんかは特に可愛いです。
あんなにイケイケなのに性的なことに初心なトコは可愛いとしか言えないじゃないですか。
他にも雨の中涙を流す香子とか、原作では読み取ることしか出来ない表情を、
見事なまでに表現していて素晴らしいんですよね。
とはいえ、やはり少なくとも5巻に関してはリンダに軍配が上がるかなぁ…
いや、香子も可愛いんだけどね!
リンダはもうちょっと報われても良いと思うんだよね。
まぁ、光央では役者不足だと思うのでどうなるのか判らないのですが。
うーん、何とかならんですかいのぅ…
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