■[漫画]医師の領分「ラジエーションハウス」16巻
ラジエーションハウス16巻
出版社:集英社
原作者名:横幕智裕
作者名:モリタイシ
作者サイト:モリタイシ|note
作者twitter:モリタイシさん(@moritai4) / Twitter
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旅行先で知り合った女性の異常を動体撮影で見逃さなかった唯織は、
そこでの出来事で思う所があったのか、
杏ちゃんとの仲もほんの少しだけ踏み出したことで、
少しだけ距離が縮まったようで…?
アラサー男女とは思えない純真な二人を見てると、
とても応援したくなりますね。
幼馴染みの男女とはいえ、まだ恋仲とまでは行ってないんですけどね。
このペースだと進展するのはいつになるんだろう…?
次の章の患者はヨガインストラクターの女性ですね。
結婚して家庭に入るよりも、独立したヨガ教室を持ちたいという夢に向かって決断し、
ずっと努力を積み重ねることができる女性なんですけど、
そういった人にも病魔が忍び寄るから人生というものはわからないものです。
それでも心身の異常を感じて検査を受けたからこそ病気がわかるんですけど、
その病気の種類も医者によっては誤診されるかもしれないのが怖いんですよね…
奈良の言ってる事、そのものは大きく間違っている訳ではないんですけど、
人間は工業製品ではないから、ちゃんと患者の人生に向き合うべきだと思うんですよね。
奈良が医師という職業にプライドを持つのはわかるし、
かなりの努力を積み重ねてきたことは間違いではないんですが、
技師も努力を積み重ねてきたことに気付いてない点が致命的でしょう。
こういった心が未熟なお坊ちゃまの解像度が高くてビビリますよね。
わりとそこら辺に居そうなのがちょっと怖いです。
杏ちゃんの距離といい、今までは医師としての勉強に比重が偏りすぎて、
人間関係をずっと疎かにしていたんだろうなぁ、というのが想像できます。
ただ、そういった意味では唯織も全く同じなんですよね…
二人の違いは才能と、患者への向き合い方だと思うんだけど、
それが致命的なんだと思います。
二人が協力できる未来は… 来るのかなぁ…?
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