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:: 2017/4/19 水曜日::

■[ラノベ]チョコレートぬるぬるプレイ「オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし」

オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし巻オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし
出版社:KADOKAWA
作者名:沖田雅
絵師名:zpolice
絵師サイト:zpoliceillustrations
絵師twitter:zpolice@あつい (@zpolice) on Twitter

オオカミさんシリーズ、ついに後日談まで完結…!

いやー… 長かったなー…
その… 刊行するまでが…

実を言うと刊行されるのをすっかり忘れてたし、
内容の記憶も少々怪しくなってきてましたが、
オオカミさんシリーズ好きとしては読まないとダメでしょうと。
そういった気持ちをメインに読んだわけですが…
うん、やっぱり面白かったです。

忘れてたと思っていたみんなのキャラも読んだらすぐに思い出したし、
話の面白さも劣化することなく、当時のままでした。
特にバレンタインの時のモテない紳士たちの騒動が、
大変にアホで読んでてゲラゲラ笑っちゃいましたね!
こう、モブたちがとても面白いのがこの作品の一つの魅力だと思う次第です。

それんしても亮子ちゃんってばマジ可愛いな…
そしてりんごちゃんも腹黒可愛かったです。
恋愛に対しても腹黒のままなし崩しでゴーだし、
とてもりんごちゃんだな、と思いました。
個人的にはあとがきにあったような、
愛人エンドのifも有りだと思いますがっ!
うーむ、爛れた3Pとかも全然有りだよな…!

しかし、ついに完結してしまったわけですが…
そろそろ「先輩とぼく」も完結してくれないかしら。
いや、マジで、ずっと待ってるんだけど。
刊行してくれるなら1巻から全部読み返すから!
お願いしますよ、電撃文庫さん!

:: 2013/11/21 木曜日::

■[ラノベ]朝チュンから始まる妖怪同棲ラブコメ「妖怪青春白書 ―雪雄くんと薫子さん―」

妖怪青春白書 ―雪雄くんと薫子さん― (電撃文庫)
著者/訳者:沖田雅
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-11-09 )
文庫 ( 344 ページ )

「オオカミさん」シリーズから沈黙を経て、沖田雅さん久しぶりの新作!
と、むしろ新作が出たことよりも沖田雅さんがご健在だったことに安心しました。(笑
ブログやtwitterやってない作家さんがしばらく新刊を出さないと心配になるんですよねー
だから「先輩とぼく」の続編や「オオカミさん」シリーズのエピローグが出ないことに対して、
アレコレ言うよりも新作が出たことを喜びたいです。

とはいえ、まさか開始早々に朝チュンをやらかすとは思いませんでした。(笑
しかも「ロウきゅーぶ!」みたいな実は別の事、というオチじゃなくてマジで事後!
下ネタ度の高いピロートークを冒頭から50ページも読まされるとか衝撃的すぎですよ。(笑
「オオカミさん」シリーズでも乙姫たちがヤっててそれがコメディになってましたが、
まさか今度はそれを主軸にしてくるとはなぁ…

それと今回の登場人物は「オオカミさん」シリーズとシンクロしてます。
世界観は「実は妖怪の血を引いていた人類が思春期に妖怪化するのが一般化した現代」
というちょっと変わってますが、涼子や亮士も出てきます。
というか主人公の雪雄が亮士の従兄弟で同じアパートに住んでますからね!
出番は少なかったけど相変わらず涼子のツンデレが可愛かったです。

それにしても純度100%の下ネタラブコメというのも凄かったけど、
「いい男」を目指す元イケメンで、今は白いムックな雪男の雪雄と、
清純可憐な皮を脱ぎ捨てて清純ビッチの本性を剥き出した蛇女の薫子さん、
というカップリングが先鋭的すぎでした。
薫子さんのビジュアルがセーフかアウトかと問われると個人的にセウトなんだけど…
他の読者的にどうなんでしょうね?(笑

面白い作品だとは思いますが、かなり好みが分かれそうなので、
表紙の薫子さんで好みかどうか、まずは判断するのが良いと思います。
というか、薫子さん表紙でもローションに乗ってるよ…
ローションはそんなに大事なのか…(笑

:: 2011/1/13 木曜日::

■[ラノベ]めでたしめでたし。「オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち」

オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫)
著者/訳者:沖田雅
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-06 )
文庫 ( 344 ページ )
絵師サイト:unaji-mir
絵師twitter:き れ い な u n a jⅰ (unaji) on Twitter

昨年アニメ化もされたオオカミさんシリーズ、半年振りの新刊発売!
そして今回で物語はひとまずの完結ということもあり、
完結に相応しくほぼオールスター出演のラストエピソードとなっております。
まぁ、エロゲのファンディスクよろしく後日談を収録した本が、
もう一冊出るみたいですけど。(笑

という訳で大神さんがデレます。
そりゃー、もう最終回ですからね、デレるってなもんですよ。
亮士くんが冬の遊園地デートに誘ってデレの片鱗を窺わせるのに始まり、
ラストは享楽狂人の羊飼を撃破して完璧にデレさせる訳ですよ。
亮士くんも亮士さんになってホントにめでたしめでたしです。

いやー、しかし大神さんのデレは良いですな。
亮士さんの前だけで見せる可愛い女の子なデレっぷり。
ツンデレの定義は様々で、理想のツンデレも個々人色々あると思いますが、
「先輩とぼく」でもそうでしたが、惚れた男を相手する時だけデレるという、
そんなツンデレも全然アリだと思うわけですよ。
ちなみにデレた時の大神さんボイスはアマガミ森島先輩補正で脳内再生余裕でした。(キリッ

まぁ、最初からハッピーエンドが確定していましたから盛り上がりには欠けますが、
この作品はそういったアクション部分よりも変態でラブコメな所を楽しむモノだと思っているので、
こういったラストも全然アリじゃないかなー、と思う訳です。
後日談で大神さんのデレっぷりも更に堪能できそうですし、
もうちょっとだけ楽しむことが出来るようで何よりです。

しかし今回一番笑ったのはあとがきでしたね!
バレンタインを2/24と書いた作家ってモロ自分のことじゃないですか…(笑
「先輩とぼく」1巻とか懐かしいなぁ。
続きを書いて完結させてくれないもんでしょうか。

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