本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2023/3/4 土曜日::

■[漫画]不撓不屈の英雄「インフィニット・デンドログラム」11巻

インフィニット・デンドログラム11巻インフィニット・デンドログラム11巻
出版社:ホビージャパン
原作者名:海道左近
原作者サイト:海道 左近
作者名:今井神
作者サイト:imaikami’s web site
連載サイト:-インフィニット・デンドログラム- – WEB読み | ファイアCROSS
紙書籍通販:インフィニット・デンドログラム (11)
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム (11)

悪逆非道なフランクリンがレイを倒すために用意していたRSK
格下相手でも、一度自分の策を潰した相手ならしっかりと情報収集し、
資金を投入してきちんと天敵モンスターを作成し、
確実に心を折るためにぶつけるあたり、悪役ながら有能です。

ただ、レイは不撓不屈の心を持っていますからね。
自分が有する能力を悉く無効化されたとしても、
未だ発展途上だからこそ、新技がどんどん編み出されていくので、
フランクリンが初見の技があるのです…!

MPに応じて空気のバリアを張るスキルに、
極大のMPを注ぎ込んだ後に解除されれば、
爆発的な圧力が解放されるため、まさに爆弾となるのだ…!

フランクリンのRSKを見事に倒したレイはヒーローだけど、
悪辣なフランクリンの策はもっと丁寧に張り巡らされてたわけで…
マリーが予想以上に頑張ってくれたけれど、
ルークが推理していたように、本当にろくでもないことをやってくれましたね。

超級の能力を遺憾なく発揮して王手を掛けてきたフランクリンだけど、
将棋と違って伏兵として超強力な駒が投入されるのがこの世界です。
諦めるのはまだ早いぜ…!

:: 2022/6/6 月曜日::

■[漫画]心を抉る名探偵「インフィニット・デンドログラム」10巻

フランクリンを追うレイたちの前に立ちはだかったのはユーゴー
レイだけは通すように言われていたユーゴーは、
一合だけ打ち合わせた後、ルークたちに対峙するが…

名探偵ルークを前にしたら、秘密なんて有って無きが如し。
初見殺しのスキルでさえも短時間で解き明かされた上に、
心の中まで見透かされるんだからユーゴーもたまったもんじゃないでしょう。

心の中の弱いところを的確に抉ってくるルークってば容赦ないですね。
ユーゴーにとっては天敵とも言えると思いますが、
そもそもルークはレイのような裏表のない人物以外には大抵天敵な気がします。

それにしてもルークの奥の手のスキルである竜魔人ですが…
名前がそのままモロに大冒険してますが、
見た目は不死身な鎧の魔剣士って感じでしたね!
使ってるのは槍だったけど。

そして悪逆非道なフランクリンに追いついたレイだけど、
悪辣で用意周到なフランクリンがただのモンスターを配置するはずがないのです。
これからが特に激戦になりますが…
レイなら… レイならきっとやってくれる…!
そんな気にさせてくれますよね。

:: 2021/11/6 土曜日::

■[ラノベ]クロウ・レコード アフター「インフィニット・デンドログラム 17.白猫クレイドル」

インフィニット・デンドログラム17巻インフィニット・デンドログラム17巻
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキさん(@taiki99) / Twitter
紙書籍通販:インフィニット・デンドログラム 17
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 17

デンドロのアニバーサリーイベントの参加チケットをたまたまゲットしたレイとジュリエットたちが、
普段直接絡むことがない王国外のプレイヤーたちと一堂に会してのバトルロイヤルに!
基本的に第六形態に到達しているプレイヤーが居る中でレイが格上を相手にする中で、
ジュリエットは親友のチェルシーと全力対決をすることに…

以前アライブで連載していた外伝クロウ・レコードの直系とも言える話ですね。
web版にはない完全書き下ろしの中編とも言うべきものでしたが面白かったです。
特に王国とは距離があって普段会うことがない天地のプレイヤーと共闘したり殺し合いしたりと、
濃密なバトルをしたのが新鮮みがあって良かったです。

レイの大学の友人であるアルトですが、
非戦闘員のようなジョブ構成だけどエンブリオの相性差によって、
まさかのモンスターをテイムしちゃってたのには笑っちゃいましたね。
ラノベのスローライフを望みながら巻き込まれる主人公みたいな設定というか…w
強く生きてください。

そしてジュリエットとチェルシーの戦いですが、これもまた興味深かったです。
海というフィールドを十全に使って全力を出し切ることができたチェルシーと、
それに全力でぶつかり、賭けに出て、打ち破るというのは爽快感がありましたね。
最後に家庭教師というリアルでのハードルをご都合主義で乗り切ったのにはちょっと笑いましたw

しかし、死音さんのお馬鹿っぷりは嫌いじゃないな…
本編での出番がもっとあることを願うばかりです…w

:: 2021/10/20 水曜日::

■[漫画]漫画家 vs 作曲家「インフィニット・デンドログラム」9巻

皇国のフランクリンが仕掛けた悪辣な罠を食い破ろうとしているレイとルーク。
それとは別に動いていたのが超級殺しのマリー
エリちゃんを救い出すためにフランクリンに致命傷を与えたはずが、
保険はバッチリなフランクリンを殺しきることができなかった上に、
クラブのカードをぶつけられて…

9巻は”超級殺し”マリーとクラブこと”奏楽王”ベルドルベルの戦いがメインです。

第6形態という同格の相手であり、
漫画家と作曲家という同じアーティスト系クリエイターであり、
創作のヒントをインフィニット・デンドログラムに求めている。

この作品には似た境遇で鏡合わせのキャラが出てくる事がありますが、
マリーとベルドルベルは正にそうですね。
ベルドルベルは悪いキャラではないんですが、
よりによってフランクリンとなんかと組んでしまったのが運の尽きというか…

マリーはレイと出会ったのが運が良かったんですけど、出会いは良くなかったんですよね。
それも塞翁が馬というか。

それはそれとしてマリーが自分の作品の主人公のコスプレしているのは知ってましたが、
素のマリーがデンドロのマリーと雰囲気が違ってたのはちょっと驚きました。

意外だけどこれはこれで有りだな…
これもギャップ萌えというやつなのかもしれない。

マリーにとってベルドルベルは相性が良いわけではなかったし、
何より同格の相手だったのによく勝てたと思いましたけど、
やはり実戦経験の差がモノを言ったのかな、と。
対人戦闘の経験値はマリーの方が圧倒的でしょうしね。

そしてフランクリンへといたるための最後の障害として登場したユーゴーですが、
彼、もとい彼女も中々に複雑な事情がありますね。
ユーゴーはレイの鏡像の一人なんでしょうが、家庭環境が違ったのが大きな違いですね。
ユーゴーがユーゴーらしくできる日がくると良いんですけどね…

:: 2021/6/11 金曜日::

■[ラノベ]冥王、殺人姫、蒼穹歌姫「インフィニット・デンドログラム 16.黄泉返る可能性」

今回のインフィニット・デンドログラムはユーゴーたちがメインの物語。
レイとネメシスの出番は全くないけれど、
レイとネメシスと対になる超級タッグは出てきます。
その名は冥王ベネトナシュとそのエンブリオのペルセポネ。
もう一つのレイの可能性です。

黄河から盗まれた珠を巡る三つ巴の勢力がカルディナ第二の都市コルタナに集うことで、
珠の持ち主である悪徳市長を中心に騒動が起こってしまうんですが、
市長は自業自得でざまぁ展開で爽快感はありましたが、
市長の犠牲になった人々の悲劇の前には微々たるものでしょうね。
それを体感できてしまうからこそ、冥王はリアルの人生を投げ捨てて、
この世界を生きているのが悲しいですね。

殺人姫エミリーの強さは常軌を逸してましたが、
ユーゴーは相性差と成長した観察眼と諦めのなさが上手いこと噛み合いましたね。
とはいえ、偶然というか運の部分が多いので、
二回目が通じるかは微妙なところだとは思うのですが…

それにしても冥王の必殺技はわりと反則級ですよね。
もちろん、彼が今まで培ってきた信頼と実績あってこそですが、
英霊召喚みたいなものじゃないですか。
どれだけ引き出しがあるのかわからないだけに初見殺しが出来そう…

レイと冥王が出会った時に何が起こるのか…
心配であり、楽しみです。

:: 2021/2/7 日曜日::

■[ラノベ]期待のヒーロー「インフィニット・デンドログラム」15巻

インフィニット・デンドログラム15巻インフィニット・デンドログラム15巻
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキさん(@taiki99) / Twitter
紙書籍通販:インフィニット・デンドログラム 15. GAME OVER
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 15. GAME OVER

講和会議の席で行われた獣王との戦い。
そしてその裏ではクラウディアが企み盗賊王ゼタが実行した王都襲撃があった。
犯罪クラン<IF>が作りあげた改人たちが跳梁跋扈する中で、
王都に残ったマスターたちは壮絶な戦いを繰り広げ…

ライザーさん、最高に格好いいですよね…
登場初期からネタキャラのようで噛ませ犬のようであったライザーさんですが、
何度負けても折れず、諦めず、立ち上がり、
恩人との絆の結晶を最後まで使い切って人々を護るとか…
熱いにもほどがあるでしょう…!
ライザーさん、貴方こそヒーローですよ…!

そして王城に侵入した改人たちですが、
テオドールたち聖騎士の戦いが熱かったですね!
圧倒的なレベル差を前に諦めずに戦う姿は、
かつて目の当たりにしたレイに影響を受けているんでしょうね…
その努力が見事に結実した瞬間には熱くこみ上げるものがありましたよ…

そして色々と出てきたこの世界の設定ですが中々に濃いですね…
これ、何とも難しいというか何というか。
邪神を倒したいクラウディアと、妹を護りたいアルティミアで、
絶対に相容れない関係が詳らかになってしまったというか。
平和な解決策が見当たらないですね…

次回からはレイ以外が主人公の物語に移りますが、
Web版から考えると結構な長編になりそうですね。
次にレイたちが出てくるのは何巻あとかな…?

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