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:: 2018/8/30 木曜日::

■[漫画]三つ巴の戦い「弱虫ペダル」57巻

弱虫ペダル57巻弱虫ペダル57巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (57)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (57)

インターハイ3日目、ラスト10kmで飛び出した今泉と坂道。
箱学も追おうとするも京伏の御堂筋が先頭集団に合流し、
今年も三つ巴の戦いになろうとする中で、
箱学vs京伏という意外な対戦カードが組まれて…

新開悠人。
彼が1年だということを私もすっかり忘れていましたた。
黒田に言っているこのセリフもフリなんじゃないかとすら思いました。

でも、その後を読む限り本気で限界のようで…
去年の坂道を見てるから疑問に思わなかったけど、
普通は1年がここまで粘ることが既に偉業なんですよね。
それに気付かせないあたり、悠人はこれから伸びると思います。

そんな一年に支えられて総北に追いつくために加速する山岳と黒田。
それを迎え撃つのがまさかの鳴子で驚きましたね。
更に山岳相手に登りで勝負とか無謀かと思ったけど…、
まさか仲間への信頼があるからこそ勝算を見込んでいたとは…
鳴子も完全に総北チームの一員だなぁ。

そしてゴールまでラスト7kmで果たされる約束には熱いモノがありますね。
本当に長い伏線でしたよ。
でも、まだゴールじゃないんだよなぁ。
鳴子がもう危ない上に後ろから迫る箱学と不気味な御堂筋がいるし…
はたしてどうなるのか。
ゴールはもうすぐそこだ…!

:: 2018/5/22 火曜日::

■[漫画]平凡な男「弱虫ペダル」56巻

弱虫ペダル56巻弱虫ペダル56巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (56)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (56)

インターハイ3日目、ゴール手前の山岳賞。
クライマックス直前という大いに盛り上がる賞を箱根学園のエース葦木場と争うのは、
総北の平凡な地味な男、手嶋純太だった…

熱かった…!
そして、感動した…!

今泉のような輝かしい経歴もなく、
坂道のような天性のクライマーでなく、
鳴子のような負けん気の強い性格でもなく、
葦木場のような恵まれた体格を持つでもなく、
生まれ持った才能も今までの戦歴もないけれど、
地道な努力をコツコツと誰よりも積み重ねてきた平凡な男、手嶋純太。

そんな手嶋の今までを見てきたからこそ、
その努力が実った瞬間は本当に感動した…!

正直、敗北しても仕方がないと思ってたんですよ。
真波との勝負ではフェアプレーに徹して僅差で負けたし、
何より3日目は広島との死闘を既に繰り広げたばかりだし、
盟友の青八木も既にリタイアしてしまっていたし、
不利な要素しかなかったんですよ。

それでも、今までの手嶋の努力を見ていた後輩からは信頼され、
既に卒業したOBたちからは期待され、
熱い勝負を見ている観客からは応援され、
そして遂には勝利をもぎ取るという…!
いやー、本当に熱かった…!
この漫画をずっと読んできて良かった…!

もちろん、まだインターハイは終わってません。
むしろ、クライマックスはこれからと言えます。
特に京都伏見とかこれからが本番でしょうしね。

でも、手嶋が成し遂げたことは坂道たちに伝わったので、
これから更に熱い戦いが繰り広げられる予感しかしません。
まだまだ面白くなりそうだ…!

:: 2018/3/31 土曜日::

■[漫画]努力と期待「弱虫ペダル」55巻

弱虫ペダル55巻弱虫ペダル55巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (55)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (55)

正直言って手嶋純太という男に対する印象って、初期は全然良くなかったんですよね。
坂道に対して策略で勝負を仕掛けてくる先輩というだけで。
でも、坂道にビンディングペダルを渡して、
翌年に部長となって古賀との勝負に勝ってから印象が逆転しまして。
こう、凡人ながら頑張っている等身大なところに共感を覚えて、
一気に好きになったんですよ。

でも、やっぱり凡人だから。
坂道たちの先輩とはいえ平凡で才能なんてないから。
広島との戦いが見せ場でこれで終わりだと思ったんですよ。
坂道たち主人公の前座として充分活躍できたし。

でもね、前座は前座でも、まだ活躍してくれるとは思いませんでした。
まさか、インターハイ三日目の山岳賞を葦木場と争うことになるなんて。
二人に因縁があることは知ってましたが、
まさかここまで深いものだったとは。

そして、まさかここで古賀との勝負の伏線を回収してくるとは。

昔から煌びやかな才能なんてなかった。
成功体験がなかったから自信がなかった。
それでも地道に努力は続けてきた。
そしてその努力をどんな時も欠かすことなく続けてきた。
だからこそ、ここで花開くことが出来たんだなぁ…!

まだ山岳賞の決着はついていないけれど、
もうこの時点で感無量ですよ。
それに、田所たちが見守ってるんですよ。
正直、涙腺も緩んじゃいますよ。
熱すぎるよ… もう…

今年のインターハイの主人公は手嶋純太という男なんだな…
そう思い知らされた55巻でした。

:: 2018/2/3 土曜日::

■[漫画]光の彼方へアッブゥ!「弱虫ペダル」54巻

弱虫ペダル54巻弱虫ペダル54巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (54)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル (1-50)
DMM電子書籍:弱虫ペダル (54)

草津温泉を越え、ゴールが迫るインターハイ3日目。
スプリンターを出すだけでなく、次々と仕掛けてくる箱根学園。
対する総北は必死に食らいついていくが、
箱根学園の泉田には秘策があり…

いやー、熱かったなぁ。
今まで不気味に沈黙し、何故か山岳ステージにもついてきていた泉田だけど、
まさかわずかな休息区間である平坦で仕掛けてくるとは…

どこまでも勝利に貪欲で、積極的だと驚かされましたね。
もちろん手嶋も勝利を願っているんだけど、
泉田や御堂筋みたいにインターハイで負けたという経験がないだけに、
どうしても一歩譲ることになっているのかな、と思います。

ただ、手嶋は手嶋で格好いいところがあるんですよ。
坂道みたいな才能もないし、今泉みたいなカリスマもないし、
鳴子みたいなデーハーな性格でもない。
ひたすら地道にコツコツと築き上げてきた努力の塊なだけなんだけど、
そこが良いんですよ。

凡人だからこそ、そんな手嶋が努力で前に進むのが格好いいんですよね。
手に汗握る熱さがここにある…!

そんな手嶋ですが、次巻では凄いことになりますよ。
うーん、楽しみだなぁ。

:: 2017/12/8 金曜日::

■[漫画]スプリンターからのバトン「弱虫ペダル」53巻

弱虫ペダル53巻弱虫ペダル53巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (53)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (53)

広島との勝負を乗り越えついに6人揃った総北。
インターハイ最終日のレースということで苛酷なものになるのは分かっていたし、
最終は山岳コースになるのでスプリンターが脱落するのは想定内のはずなんだけど…

いやー、熱い…!
読んでる季節を感じさせないほどに熱い展開でした!
青八木が格好良すぎて惚れ抜いちゃいますよ。
チームのために、相棒に自分を躊躇なく使えと進言し、
そして見事に仕事を成し遂げる姿がとにかく格好良かったです。

そしてそんな青八木の背中を見て成長した鏑木が、
相変わらずアホのままなんだけど、
スプリンターとして仕事を成し遂げる姿は感慨深かったです。
あのアホの子がインターハイ3日間でここまで成長するとは…
登場初期のレースでは杉元に感情移入していたこともあり、
あまり良い印象がなかったんですが、この巻で挽回しましたよ。
うん、鏑木も良いキャラだ。

そして遂に最後の山のステージに入ったわけですが…
箱学の戦術も不気味だけど、個人的には京都伏見が怖いですね。
御堂筋がこのまま大人しくしてるとは全く思えないので。
はてさて、最後まで気が抜けませんね…!

:: 2017/7/10 月曜日::

■[漫画]二人の絆「弱虫ペダル」51巻

弱虫ペダル51巻弱虫ペダル51巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (51)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (51)

先頭集団で協調する箱学と総北。
インターハイ三日目はこの二強で争うだけかと思ったら、
広島の奸計により下位集団がまとまって追い上げてくる予想外の事態に…!
そして一瞬の判断ミスで総北キャプテンの手嶋純太が集団に飲み込まれ…

手嶋本人も思っていたけど、キャプテンなのに何をやってるんだ…!
と感じたけど、キャプテンだからこそなんですよね。
キャプテンだから集団の状況を把握しないといけないから、
後ろを気にしないといけなくて、それ故に進路変更に気付くのが遅れてしまったという…

先代の金城のようなカリスマで統率するタイプのキャプテンではなく、
情報をまとめて的確な作戦を考えるタイプのキャプテンだからこそというか。
広島の策謀と相性とタイミングが悪かっただけなんだよなぁ…
あまり手嶋が悪いというわけじゃないだけに歯がゆいものがあります。

でも、そういった誰かのミスを助けるのが総北の良いところですよね。
そして手嶋を助けるのはやはり青八木なわけですよ。
誰かが落ちたら誰かが助けに行くというのは総北の伝統ですけど、
やはりこの手の展開は何度見ても熱くなりますよね。
何より手嶋と青八木の絆を知っているとなおさらです。

そんな二人を相手に勝負を仕掛けてきた広島ですが、
これがまた中々一筋縄ではいかない雰囲気が出ているのが不気味です。
まぁ、それでも二人の絆の強さならなんとかしてくれると思わせてくれるんですよね。
総北のチーム二人は… 強いぞ…!

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