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:: 2012/6/11 月曜日::

■[漫画]紫乃先生はいつも美人「紫乃先生〆切前!」2巻

紫乃先生〆切前! (2) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:王嶋 環
出版社:芳文社( 2012-06-07 )
コミック ( 112 ページ )
作者サイト:タマキスピン
作者twitter:王嶋環(欧文廉二) (tamakispin) on Twitter

1巻の時の表紙では自信が溢れていた紫乃先生ですが、
2巻ではちょっと恥じらいが入っていて綺麗なだけではなく、
そこに可愛さが加わっており大変魅力的だと思います!
恥じらう理由は後ろで思い人の担当編集の清野さんがいるからなんでしょうけど、
むしろそれはそれでご褒美です。

この2巻で完結というのは少々残念ですが、
芳文社の4コマだと2巻完結が割りとデフォなので、仕方ないのかなー
2巻でも紫乃先生は自覚的に美人でそれ故のコメディも多々ありましたが、
一人称統一とか締め切り日の食い違いとか小説家あるあるネタも面白かったですね。(笑

それはそうと今回の見所はやはり弟の和泉だと思うんですよ!
後書きで和泉株を下げまくったと作者本人が暴露していた通り、
鈍感なだけじゃなくヘタレという所を露呈してしまった訳で…
でもまぁ、結果オーライだよね! あんなに可愛い彼女が出来て!
カバー下の漫画読んで「良かったね! 爆発しろ!」と思ったのは私だけじゃないはず。(笑

恋路的な意味では紫乃先生も頑張ってましたが…
何というか女性陣が頑張ってばかりで、男がちょっと情けないなぁ、と思ったりも。
でも個人的にはサクサク受け入れる男前な清野さんより、
ヘタレな和泉の方に共感できてしまうあたり私も充分情けない部類なんですけどねー…

まぁ、何はともあれ紫乃先生おめでとうございます!
いつまでもお美しいままでいてください!

:: 2011/1/8 土曜日::

■[漫画]美人過ぎる小説家の裏の顔は…!?「紫乃先生〆切前!」1巻

紫乃先生〆切前!(1) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:王嶋 環
出版社:芳文社( 2011-01-07 )
コミック ( 114 ページ )
作者サイト:タマキスピン
作者twitter:王嶋環(欧文廉二) (tamakispin) on Twitter

王嶋環さんと言えば自身の腐女子としての生活を赤裸々に綴った『腐道』作者であり、
同人作家としてティアでも欧文廉二名義で色々と活動されてたり、
他にも裏の顔があったりなかったりの方なんですが、
この度初単行本となる「紫乃先生〆切前!」の主人公である紫乃先生も、
実は裏の顔があり、そこがまた面白いという設定なのです。

美人すぎる小説家として、容姿込みで売れている紫乃先生。
だがしかしその紫乃先生は自分が美人であることに自覚的であり、
容姿込みで売れていることを謙遜どころかむしろ積極的に推進しており、
エステに行ったり入念にメイクしたりと美人であることに努力を惜しまない性格をしているのです。
まぁ、その分自宅ではジャージに眼鏡にノーメイクで過ごし、
母からの家事手伝いの要求を華麗にスルーしつつ、弟の和泉くんを弱みを利用してこき使い、
〆切前の現実逃避に対する努力も惜しまなかったりするんですけどね。(笑

この漫画の面白い所は幾つかあるのですが、やはり一つは紫乃先生のいい性格っぷり。
美人であることに自覚的であり、それを利用する女性というのは、
もしその性格を知っていたとしても男なら騙されてしまう魅力があるのです。
そしてそんな姉にこき使われる和泉くんの悲哀が何とも哀愁を誘うのですが、
同時に笑いも誘ってしまう訳ですよ。
紫乃先生に鍛えられた対女性スキルの数々の無自覚な無駄遣いっぷりと、
身近に美人がいる故の審美眼の高すぎるハードルや、
和泉に言い寄ってくる女性は紫乃先生ファンという悲哀には涙がちょちょ切れますね。(笑

そして何と言っても一番の見所は紫乃先生が担当の清野さんに惚れている所です!
メガネにジャージという裏の顔も知り尽くし、そのいい性格も熟知していながら、
それでもちゃんと付き合ってくれる上に紫乃先生を立てることも忘れないナイスガイ。
そんな清野さんの言動にドキドキが止まらない紫乃先生の恋する乙女っぷりが良いんですよねー
敢えて言おう! この作品のキモはラブコメであると!

あ、でも和泉が男の娘として本格的に活動するとかならそれはそれでアリだと思います。(ぉ

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