■[漫画]最後まで面白いクマー!「罠ガール」9巻
罠ガール9巻
出版社:KADOKAWA
作者名:緑山のぶひろ
作者twitter:緑山のぶひろさん(@siho0203) / Twitter
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罠猟免許を持つJKが主人公という、ニッチな漫画でしたが無事に9巻まで続いて完結となりました。
まぁ、長く続けるにしてもネタがネタだし、難しいですよね。
でも、描くべきことをきちんと描いた上で綺麗に終わったと思います。
今までも狩猟した後もジビエとして食したり、
皮鞣しをしたりしてましたが、
今回は皮を革にする、レザークラフトまで描いています。
簡単なものから色々と作ってましたが、
個人的にはスマホカバーが一番興味を引きました。
一番日常で使うからこそ、実用性を感じるんですよね。
私も革製のキーホルダーは北海道で買ったけど、
10年くらいで壊れたのがちょっと悲しかったです。
そして日本で罠猟をする上で避けては通れない問題というか、相手が…
クマですね。
北海道のヒグマほどではないとはいえ、
ツキノワグマも充分に脅威だし、何よりも怖いですからね。
私はクマが絶滅危惧種な四国出身なので縁遠いというのもありますが、
錯誤捕獲した際の対処方法は元より、
自治体におけるクマの扱い方も色々と知ることができて良かったです。
ラストは生徒と先生が狩猟について世間とのギャップについて話し合い、
これからどうするかを考えていくことが描かれてましたね。
結構マジメな話でしたが、必要だし、読むべきところだと思いました。
正直なところ、電撃マオウという萌え系の漫画で、
これほどガッチリとしたテーマでマジメにやるのは驚きましたけれど、
最後までしっかりと描いていて、良かったです。
面白い作品でした。
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