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:: 2014/2/6 木曜日::

■[ラノベ]泊地空母姫を攻略せよ!「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます!」

艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます! (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:鷹見 一幸
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-01-31 )
文庫 ( 254 ページ )
作者サイト:雑家屋・鷹見商店:So-netブログ
作者twitter:鷹見一幸 (takamikazuyuki)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:GUNP
絵師twitter:GUNP (gunp_m)さんはTwitterを使っています

艦これはコミカライズもノベライズももの凄い数が出まくってて、
私みたいにどれに手を付けたらわからない状態になっている人も多そうな気がします。
もうそれだったら、多少なりとも縁がある作品に手を出すのも有りかなー
と、友人のGUNPさんがイラストを担当しているこの作品を手に取った次第です。
作家さんも鷹見一幸さんというベテランだから安心してたのもありますしね。

読んでみて驚いたのが秋イベントを主体として作品なんですね。
前半は赤城と加賀の演習を見せながら初心者にも分かり易い世界観の説明と、
簡単な戦闘のアレコレを解説してましたけど、
後半からは海の流通を確保する為にサンタクロース諸島で深海棲艦を指揮する、
泊地空母姫の撃沈を狙って鎮守府一丸となった戦いになっています。

提督が手探りで頑張り、時に失敗をしながらも艦娘に支えられながら成長し、
最後には覚悟をもって敵の泊地空母姫を倒そうとする姿には共感を覚えましたね。
私も当時は攻略wikiとか知らずに無駄に資源を食いつぶしたりしたなぁ…
装備の大切さを知らずにひたすらレベルを上げて物理で殴ろうとしてたっけ…

艦娘も赤城と加賀がメインではあるのですが、それ以外も結構出てきます。
遠征要員である天龍と龍田に率いられた第六駆逐隊にも見せ場がありますし、
後方で遠征ばかりしている文月たちにもちゃんとスポットが当たっているのが良かったです。
赤城がしっかり腹ペコ大食いキャラとして書かれていたのには笑わされましたけど。
元は二次創作の設定だったはずなんだけど、公式で認定されちゃったかー(笑

艦娘の特徴もしっかりと掴んでいながら秋イベントE-3のドラマチックな攻略と、
しっかりと地に足のついたノベライズでしたね。
あとがきで鷹見一幸が横須賀鎮守府の提督だと書かれていて妙に納得しました。
横須賀鎮守府はガチ勢が多いからなぁ…(笑

しかしGUNPさんがイラストメインというのは初めて見たけど、これはこれで有りですね。
モノクロとか慣れているのもあるのか、特に映えていたように思えます。
元々漫画でも見開きで見せるシーンとか多かったですしね。
イラスト仕事も有りなんじゃないでしょうか。

:: 2013/9/18 水曜日::

■[漫画]いざ、出撃です!「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」1巻

艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(1) (ファミ通クリアコミックス)
著者/訳者:コミッククリア編集部
出版社:エンターブレイン( 2013-09-14 )
コミック ( 144 ページ )

大人気PC用ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」、通称艦これのアンソロジーが発売!
表紙が京極しんさんという判ってらっしゃる選出ですね!
お陰様で売れに売れまくって完売続出みたいで、
艦これの人気っぷりには驚きを禁じえません。

今回のアンソロ参加者の面子でお目当てだったのは津留崎優さんですね!
pixivで描いてらした天龍と龍田の漫画がどれも面白かったので、
このアンソロでも期待していたのですが、その期待に見事答えて下さった内容で、
龍田への愛が溢れまくっている漫画ばかりで素晴らしかったです。

他の作家さん方もそれぞれ自分がお気に入りの艦娘さんたちを、
愛情を持って描かれているのでどれも魅力的ですね。
中には白鷺六羽さんの阿武隈と北上漫画みたいに、
史実を織り交ぜたコメディ漫画もあって面白かったです。

一番のネックはどこも完売しちゃってて中々手に入らないことでしょうか。
流石にすぐには再版はされないだろうからなぁ…
こういう時にKindle版が出てれば良いんだろうけど、アンソロじゃ無理か。(笑
まぁ、再版は間違いなくあるでしょうから手に入れ損なった提督の方々は、
艦これやりながら気長にお待ち下さい!

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