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:: 2024/8/19 月曜日::

■[漫画]大正旅館に青春の嵐「花唄メモワール」4巻

花唄メモワール4巻花唄メモワール4巻
出版社:芳文社
作者名:一ノ瀬けい
作者twitter:一ノ瀬けいさん(@ichinose_kei_) / Twitter
紙書籍通販:花唄メモワール (4)
Kindle版まとめ買い:花唄メモワール
DMM電子書籍:花唄メモワール (4)

ちょっと前にTwitterの広告に負けてFUZのアプリを入れたんですが、
そこで見付けた「花唄メモワール」を読み始めたら面白かったので全巻購入しまして、
今月発売の4巻も購入した次第です。

将来の進路に悩む令和JKの梅が曾祖母に呼ばれた旅館”花瀧屋”で働いていたら、
何故か90年前の大正時代の旅館にタイムスリップ。
曾祖母に鍛え上げられた仲居の腕と未来の料理レシピと持ち前の愛嬌で、
花瀧屋の人達と交流を深めていくという物語です。

4巻ではお客さんであり、親友の祖先と思われる竹子さんに未来人であることがバレたけど、
黙っていてくれるみたいで安心しましたね。
梅は大正時代のお友達である藤野さんが令和の新聞記事で確認したような悲劇に遭わないように、
何とか頑張って欲しいものです。

梅が藤野さんを大切に思っているように、
藤野さんも梅に着物をプレゼントしようとしているのは、
とても麗しい友情で、見ていて微笑ましいのです。

そしてこの漫画の魅力の一つは幼女たちの可愛さだと思うのです。

異人のお客様であるアイリスも可愛いし、
幼女時代の曾祖母のイベちゃんも可愛いのです。
舌っ足らずだけど、梅のことが大好きなイネちゃんが可愛いんだよねぇ…
イネちゃんは梅が未来から来たのをいつか気付いたから、
令和の梅にあんな言葉を贈ったのかな…?

そして幼女の可愛さを余すところなく伝える本作だからこそ、
芸妓の菊野さんの妹のエピソードは… ツラかったですね…

読んでて胸に迫って、涙が出ちゃいましたよ…
大正時代は医療が未発達だから仕方がないとはいえ、
それでも誰よりも大切に思って、妹のために頑張って治療費を稼いでいたのに、
こんな結末ってあんまりだよ…!

それでも大好きな妹の願いを叶えるために、
少しだけ前に歩き出した菊野さんは偉いですよ…
大好きなお姉ちゃんのために健気に筆を取った妹ちゃんも偉いよ…!

ホントね、幼い子供たちには幸せになって欲しいです…
イネちゃんもアイリスちゃんも、健やかに育って欲しいなぁ…

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