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:: 2011/12/7 水曜日::

■[漫画]ロ凛や人妻目白押し「Fate/Zero コミックアラカルト」乱雲編

Fate/Zero コミックアラカルト 乱雲編 (角川コミックス・エース 179-27)
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-11-21 )
コミック ( 148 ページ )

マジキューではなく、角川からのアンソロというのも珍しいですが、
この「乱雲編」は実は3冊目でFate/Zeroアンソロは既に「開戦編」と「群雄編」が出てたりします。
作家陣的にはどれも似た面子が描いてるんですが、
「開戦編」には春野友矢さん真面目な話を描いてるので非常にレアです。
いやー、普段ははがないアンソロみたいにハルトモさんらしい漫画になるのになぁ。
本当にレアやでー

という訳でこの「乱雲編」ですが、色々な作品の中でもお気に入りなのをピックアップ。

RikaONさんの「遠坂家の人々」は幸せな遠坂家のお話で、
時臣が良いパパしてる上に桜が可愛い妹してるんですよね。
こんな幸せな一家をバラバラに引き裂く聖杯戦争マジ外道。
それはそうとこの幸せな家庭を雁屋おじさんが見たらどうなるのか気になったりも。

はずみなりゆきさんの「遠坂家の天才少女」は相変わらずというかはずみくんらしいというか。
テレビで魔法少女を見て憧れた凛とちょっとズレた時臣パパの話なんですが…
魔法少女で原作が虚淵ということで今ならもれなくQB綺礼も付いてくる!
という話でした。(ぉ

白浜コータさんの「戦え! 金星合体トランスジェンダー」はもう最高。
白浜コータさんの同人誌が大好きな私ですが、ノリもそのまんまで凄く楽しめました。
純真でアホな子なセイバーの勘違いで更に勘違いするアイリスフィールが笑えるんですが、
ちょっとエロい百合百合なシーンも正直見たかった気もします。(笑

たぽさんの「「Fate/Zero」アフレコレポート漫画」も面白かった。
ベテランばかりの声優陣の演技もそうだけど、鑑賞する豪華スタッフも凄かったです。
特にキャスターのリテイクのくだりは面白い。(笑

とまぁ、現在絶賛TVアニメ放映中のFate/Zeroのアンソロ集でした。
作家によって作風が凄いマチマチなんですが、気にいる作品も結構あるんじゃないでしょうか。
気に入ったら「開戦編」と「群雄編」も買うのも良いかと。

:: 2011/2/3 木曜日::

■[ラノベ]ロットンやべぇ「BLACK LAGOON」2巻 罪深き魔術師の哀歌

ブラック・ラグーン 2 (ガガガ文庫)
著者/訳者:虚淵 玄
出版社:小学館( 2011-01-18 )
文庫 ( 232 ページ )
作者twitter:虚淵玄 (Butch_Gen) on Twitter
絵師サイト:Welcome.
絵師twitter:広江礼威 (hiroerei) on Twitter

「血だまりスケッチ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」で時の人な虚淵玄が手掛ける、
「ブラック・ラグーン」ノベライズの第2弾。
元よりバイオレンス溢れるエログロなんでもござれな作品ですし、
外連味溢れる台詞のオンパレードから虚淵玄にぴったりな原作ですが、
これほど面白く書かれると脱帽せざるを得ません。

今回はサブタイトルに魔術師というフレーズが含まれているように、
「ブラック・ラグーン」屈指の天然お笑いキャラのロットンがフィーチャーされてるんですが、
CIAとNSAと福建マフィアの思惑だとか色々絡まりまくっている中、
その中を飄々と流離うロットンがマジ半端無い。(笑

まさかのあのロットンが…、いや、ああ見えて実は…、でもそんなはずは…
とか読み進めていく内に色々と疑念やそれを否定する考えが脳裏をよぎりまくりでしたが、
ラストでのオチはその奇跡的な偶然を呼び込む様は余りにもロットンらしく、
もう本当に抱腹絶倒としか言いようがないくらいに笑いまくりました。(笑

この作品は喜劇です。
勿論「ブラック・ラグーン」ですから銃器刃物出まくりで人が死にまくりですが、
やはりこの作品は喜劇としか言いようがありません。
原作の流れを充分汲みながら1巻の内容も組み込み完成度が高いノベライズになっております。

いやー、しかし…
ホント笑ったわ…(笑

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