本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2012/10/3 水曜日::

■[ラノベ]おっぱいヒロインたちの競演「東京皇帝☆北条恋歌」10巻

東京皇帝☆北条恋歌 10 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-09-29 )
文庫 ( 295 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

筆が早い竹井10日さんにしては珍しく刊行ペースが落ちているなぁ、
とは思っていましたが、まさか要河オルカさんの体調が悪かったとは…
次巻からは要河オルカさんの実兄の高階@聖人さんに交代とのことですが、
お二人はコミケでも合体スペースで参加されてたりと、絵柄も似てらっしゃいますので、
それほど違和感なく楽しめるとは思いますが、
それはそれとして要河オルカさんの体調のご回復をお祈りしています。
数多い竹井10日作品の中でも、「東京皇帝☆北条恋歌」に物凄くハマったのは、
ひとえに要河オルカさんのお陰ですので…

という訳で1年と少しぶりな続刊ですがノリは相変わらず。
一斗の事を想う花恋によって、過去から帰還することになった一斗と恋歌が、
色々と元いた時代と変わっている世界に漂着することになり、
そこで怪蟲になったはずの雪絵と再会したトコで終わった9巻からの続きです。

世界が閉じられているっぽかったり、何故かゆかり子さんと恋人同士になってたり、
進化の塔を攻略することになったりと、一斗は相変わらず流されております。
ゆかり子さんとの嬉し恥ずかしなデート模様にニヤニヤしたり、
雪絵に対してだけ辛辣な一斗を見てもニヤニヤしたりと、終始ニヤニヤできます。
こわっ!

しかし今回はゆかり子さん大躍進だな!
雪絵も何だかんだでセリフ多いし、おっぱい大きいし良いね!
そして恋歌は人の幸せを踏みにじるのに躊躇いがないよね!
雫がやたら可愛くなってたりもしますが、
出番とデレが極端に少ない来珠と四菜は少々可哀想でした…
大丈夫! きっと次巻以降で活躍するよ!

取り敢えず、続刊が出たことが喜ばしいのでこのまま完結まで頑張って頂きたいです。
しかし…、4作品並列刊行とか割りと無茶しますよね、ホント…
竹井10日さんってばぱないの。

:: 2011/8/4 木曜日::

■[ラノベ]ハーレムエンドが見えた!「東京皇帝☆北条恋歌」9巻

東京皇帝☆北条恋歌 9 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-07-30 )
文庫 ( 303 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

最終決戦に臨んだ一斗が偶発的に過去に飛ばされ、そこで目にした真実と、
体験してしまった悲しみを胸に、運命に従い北条皇斗として生きていこうとした矢先に現れた、
北条恋歌と一斗の娘と名乗る西園寺衛梨珠という少女。
果たして一斗の時間軸と幸せな結末はいずこ…?

と思ったら開始すぐの章に一斗、もとい読者の幸せな結末がありましたよ…
衛梨珠が何故過去の世界に来たかという顛末を含めたバックストーリーがあるんですが、
恋歌、来珠、ゆかり子、美文、四菜の5人を孕ませて子供を産ませている一斗さんマジイケメン。
来珠は正妻! 他の4人は愛人で良いじゃないですか!
と言わんとばかりに子供産ませて更にゆかり子さん懐妊中とかマジぱねぇっす!
そうだよ、ハーレムモノは無理に一人に絞る必要はないんですよ。
皇帝なんていう絶対的な権力者がいる世界観なんだから一夫多妻制でも問題ないよね!

とはいえ、その世界も順調とは言えないが故に衛梨珠がエニグマIIIで過去に跳んだんですが、
一斗が最終決戦でMIAになって数ヶ月後の恋歌たちも悲嘆はありつつも、
衛梨珠に聞かされた将来に悶絶してたりと中々に萌えさせられる訳なのです。
うーむ、一斗と皇斗は同一人物だけど同一人物ではないというのはどういうことなんでっしゃろ?
時間軸が絡まりまくってて、一体どういったことになるのか疑問が尽きませんね。
雫のキャラクターも結構謎だし、果たしてどういった真実が隠されているのかなー

しかししばらく出番が少なかったのを埋めるような夕鶴のブラコン変態っぷりが凄い巻でもありました。
というか、5人のヒロインに手を付けながら夕鶴との一線は護ってたとか一斗さんマジぱないっす。
今回である意味幸せなアフターを疑似体験できた訳ではありますが、
まだりせや雫に雪絵といったハーレム要員はいますし、何より一斗が皇帝になっていないので、
まだまだ楽しませてくれそうです。

:: 2011/4/3 日曜日::

■[ラノベ]過去に収束する物語。そして…「東京皇帝☆北条恋歌」8巻

東京皇帝☆北条恋歌 8 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-03-31 )
文庫 ( 383 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

短編集を挟んでの本編再開ですが、最初っからクライマックスですよ!
竹井10日さんらしいテンションの高い会話による笑いがあるとはいえ、
一人、また一人と倒れていく仲間たちを前に突き進まざるを得ない一斗が、
絶望を目の前にして自分がやるべきことをやっていくという主人公っぷりを見せてくれ、
別人かと思うような成長をしていくことからも、そのシリアスっぷりが判ろうというものです。

物語の根幹を成す謎が今までの竹井10日さんとは違うモノでした。
1巻冒頭から繰り返されてきたあの序文がそういう意味だと理解できたと思いきや、
最後の最後でのどんでん返しが巻き起こるという展開には心底驚きましたよ。
正直、竹井10日さんの実力を見誤っていたと自省せざるを得ない展開でした。

東京帝国の成り立ち、怪蟲が生まれた訳、謎の初代東京皇帝北条皇斗の正体…
そういった核心部分や、一斗の覚醒を伴う成長が中心に描かれている為、
どうしても従来の沢山のヒロインによる修羅場な萌えラブコメ要素は減っているんですが、
予想以上に物語としての面白さが強烈でぐいぐい引き込まれていきましたよ。
いやー、ホント竹井10日さんってコメディだけの人じゃなかったんですねぇ…(しみじみ

ラストの予想外の展開で今後どうなるのかホントに判らなくなりました。
恋歌と一斗の血縁はどうなっているのかとか、今回新たに登場した花恋はどうするのだとか、
更に言うなら悲劇のヒロインである雪絵は救われるのだろうかとか、
そういったラブコメ要素は元より、巴すらも把握できていない雫の立ち位置だとか、
ここまでシリアスになった一斗が次回から元に戻るとかホントなのかとか、
先が気になって仕方のない展開でヤキモキしまくりです。
うーん、予想以上に面白くなってきたぞ「東京皇帝☆北条恋歌」!

:: 2010/11/2 火曜日::

■[ラノベ]短編集だよ! 1日東京皇帝☆愛藤四菜!「東京皇帝☆北条恋歌」7巻

東京皇帝☆北条恋歌 7 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-10-30 )
文庫 ( 333 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

東京こうていわ!

6巻ラストでの怒濤&急転直下のクライマックスから一転、
今回は短編集なので微妙にヤキモキしちゃう「東京皇帝☆北条恋歌」7巻です。
時系列的に1巻の前から、6巻の途中までの6話構成で、
本編で出番が少なめなヒロインが主に活躍している気がしないでもないよ?

夕鶴は7巻でも表紙を奪取できなかった上にかつての親友のりせに取られてますが、
一応夕鶴ヒロインの話もあるので落ち込む必要はあるような無いような。
というか夕鶴がヒロインだと、夕鶴の変態ブラコンストーカーっぷりが如実に見えてきて、
逆に引く読者が多いんですがそれは良いのかどうか悩ましい所です。

そしてヒロインのりせですが、相変わらずお母さん扱いされまくりで、
もうお母さんキャラで押していく方が良いんじゃないかと思います。
しかし九州の面々が出てくる短編はちょっと懐かしく感じちゃいますね。
同窓会を思い出しちゃいましたよ。

まぁ、個人的には1日東京皇帝☆愛藤四菜さんが今回のMVPだったかなぁ。
恋歌の思い付きで一日立場を入れ替えた四菜が色々やっちゃう話が、
結局は恋歌に色々やられちゃったのには判っては居たけど可哀想というか。
本編で出番がないだけに四菜、結構輝いてたよ?

:: 2010/8/3 火曜日::

■[ラノベ]泡沫の恋「東京皇帝☆北条恋歌」6巻

東京皇帝☆北条恋歌 6 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-08-31 )
文庫 ( 292 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

前巻で記憶喪失になった一斗ですが、
この作品のヒロインたちはそれでただ凹むだけのはずもなく、
特に夕鶴なんかはこれ幸いと恋人関係を結ぼうと画策したり、
フミさんなんか奥さんの座をゲットしようとしたりと、
やりたい放題なヒロインばかりです。(笑

四菜が復権したり、りせの魔法が暴発して全員記憶喪失になったり、
もう前半はこれでもかというくらいのコメディっぷりを発揮してかなり笑わされました。
また、幕間では厨二病全開の月面での会談とかラノベっぽい展開が続いただけに、
後半からのしんみりした良い話は不意打ちでしたね。
でもそれもまた面白かったです。

特に記憶喪失に関連したいい話ってのは「秋桜の空に」で一度使ってるんですよね。
そういった意味では竹井10日さんの十八番とも言える話だったと言えましょう。
個人的にカナ坊のエピローグはちょっとグッと来ちゃいましたしね。
しかしその際のヒロインに東雲十狼佐ちゃんが出てくるのはかなり意外でした。
大抜擢で大躍進で、それでいて凄く切なかったよ東雲ちゃん…

そんないい話で終わって一斗のハーレムっぷりが見せつけられたラストの挿絵から一転、
来珠の爆弾発言も霞む急転直下の事態が起こってしまう訳なんですが、
果たして今後の展開がどうなるのか、毎度の事ながらドキドキさせられます。
取りあえず7巻の表紙は四菜か夕鶴かが気になる所ですね。
意外とりせが来るかも知れないので油断はなりませんが…(笑

:: 2010/5/5 水曜日::

■[ラノベ]新皇帝はヤンデレ風味!?「東京皇帝☆北条恋歌」5巻

東京皇帝☆北条恋歌 5 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-05-01 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 310 ページ )
ISBN-10 : 4044712107
ISBN-13 : 9784044712105
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院
絵師サイト:el2

東京こうていわ。
私が大好きなゆるゆるハーレムラブコメの東京皇帝☆北条恋歌の5巻が発売ということでソッコーで読破しました。
帝位だけでなく表紙も簒奪した新皇帝の西園寺愛梨珠もそうですが、
今まで少々不遇な立ち位置だったゆかり子さんにもスポットが当たった内容で、
ポニテ好きな私としては大変ウハウハだった次第であります。

亡命先から帰国するもお尋ね者になった恋歌一行が潜伏先に選んだのはゆかり子さんの実家。
で、実家に戻ったら当然ゆかり子さんのご両親が居る訳なんですが、
無骨な武人のゆかり子さんが恋する乙女になってるのに驚愕したご両親がノリノリで一斗とくっつけようとし、
ゆかり子さんテンションMAX、恋歌&来珠の怒り度MAXのほのぼの修羅場展開が繰り広げられ、
ニヤニヤしながら読まざるを得ない面白さなのです。

そして愛梨珠ですが、偶然遭ってあっという間に乙女のハートをゲットする一斗は流石です。
しかしそこからの展開が凄いというか、ツン→デレ→ヤンとツンデレかと思いきやヤンデレだった愛梨珠が凄い。
怒濤のメール攻撃にノートに綴られる狂気の沙汰としか思えない想いに刃物を持って追いかける様相とか、
これぞヤンデレ、正にヤンデレといった風味で最高にクレイジーなんじゃないカナ? じゃないカナ?(2回言うな

帝位の簒奪に狂気のヤンデレヒロインに中二病設定とかなりアレな要素が盛り込まれながら、
ゆるラブコメの軸がぶれず、気軽に読み進められるのは好きなのでこの路線のまま続いて欲しいですね。
しかし毎回引きが王道ですけど、長期連載シリーズに定番ネタのアレを持ってくるとはお約束すぎですね。
でもそういったお約束ネタが面白いので是非ともこのままいっちゃって欲しいです。
うーん、早く続きが読みたい!

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