■[ラノベ]実に九年半ぶり「涼宮ハルヒの直観」
涼宮ハルヒの直観
出版社:KADOKAWA
作者名:谷川流
絵師名:いとうのいぢ
絵師サイト:FUJITSUBO-MACHINE.JP
絵師twitter:いとうのいぢさん (@itoww) / Twitter
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涼宮ハルヒシリーズ、9年半ぶりの新刊発売です。
2003年から続いているシリーズですが、当時生まれた子たちも高校を卒業するくらいに時間が経ってます。
実際私の姪っ子は今年、西宮北高校(ハルヒたちが通う高校のモデル)を卒業するんですよ…
ちなみに姪の父(私の兄)よりも私の方が西宮北高校に行った回数が多いです。
だって私はオタクだから…!
今回の直観には
短編「あてずっぽナンバーズ」
中編「七不思議オーバータイム」
長編「鶴屋さんの挑戦」
の3本が収録されています。
「あてずっぽナンバーズ」はいとうのいぢさんの画集に収録されていたこともあり、
SOS団の着物姿という華やかな衣装が踏まえられた短編でしたね。
775249を構成する61,71,179の素数ですが、
普通に考えると古泉のウエスト61cm、体重71kg、身長179cmでしょうね。
まぁ、そんな小難しいことを考えなくてもおんぶされるハルヒが可愛いのが全てです。
「七不思議オーバータイム」はハルヒが主体ではなく、ハルヒが無茶しないように事前に七不思議を作る話。
ミステリ研の子がこの後に再登場するとは思いませんでしたが、まぁ、これも伏線だったのかな?
相変わらず古泉は高校生にしてはやたらと博識ですね。
しかし長門さん… タンパク質がD型になったら色々とヤバイ気がするのですが…w
「鶴屋さんの挑戦」は長編で読み応えがありましたね。
冒頭の古泉とTさんの本格ミステリの話はサッパリわかりませんでしたが、
みくるちゃんの可愛さに関してはとてもよくわかりました。
多分みくるちゃんは「呪術廻戦」も読めないと思うんだ…!
それと鶴屋さんエピソード1,2,3ですが細かいネタは結構早くからわかりました。
場所と言語は比較的早くから気付いてましたが、
最後のネタばらしに関しては全然気付かなかったですね。
ミステリとしても面白かったですけれど、
SOS団のみんな、特にハルヒがハルヒらしくて読んでて面白かったです。
それにしても鶴屋さんに預けた金属片とかサッパリ忘れてましたが、
ちゃんとキョンが覚えていることから考えると、
ちゃんとこのシリーズは伏線を回収することを考えているというか、
完結に向かうつもりはあるんですね。
できれば私が還暦になる前には完結して欲しいものです…w
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