よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2025/3/20 木曜日::

■[ラノベ]ラブコメ多めの短編集「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」7巻

作中の季節はハロウィン!
という訳でハロウィンの仮装イベントは100年後にも残っているため、
アリサや茉莉花だけでなく、一条家の女性陣もコスプレしたりと、
見た目が華やかな短編やラブコメ成分が多めの短編が収録された7巻です。

「それぞれのハロウィン」では女性陣の仮装が見られます。
ハロウィンの仮装イベントでは実際にコスプレする一条家も良いけれど、
ARデータ上で可愛いじゃれ合いをするアリサと茉莉花も良いですよね。
カラーピンナップで一部の衣装は見ることができたけど、
できれば他のバリエーションも挿し絵で見たかったです。

「蟹パーティー」では十文字竜樹が一条家にお呼ばれする話なんですが…
十師族同士の付き合いとか、大きな家は面倒なものですねぇ…
まだ高校生だし跡取りでもない茜には難しいかもだけど、必要なのは確かですね。
ただ、それ以前に同格の家柄で男女という時点で気を遣う面が大きそうですね。
茜は吉祥寺に一途なので、お節介なご両親に翻弄された竜樹が大変そうだったけど…
十師族としての問題というより、年頃の高校生らしい問題で微笑ましかったです。

「憧れのあの人」は達也にFLTに招待された明がアリサに同行を頼んだら、
当然のように茉莉花も着いてきて、更には他の面子も同行することになった話ですね。
前巻でアリサも達也に面通しするんじゃないかと思ってたら案の定でした。

ちょっと意外だったのが、十文字克人の達也への印象は揺るぎないものだったことですね。
本編では一時は衝突したものだけど、それでもあれだけ信頼しているというのは、
克人の人間の器の大きさを感じました。

明と面接した達也ですが、深雪も同席してるってことは影武者じゃなくて本人ですね。
後輩を相手にナチュラルに惚気ていて、とてもニヤニヤできましたw
そして久しぶりに啓先輩も出てきましたけど、
明が妹だと大変そうだな、と思いました。

「クリスマスの前に」は茉莉花とアリサ、それぞれのラブコメですね。
ラブコメというよりも、一方的に言い寄られたので断る、という話ですが…
どちらも高校生の年代だったら有りそうな話なだけに、
作者が目指している普通の中高生の日常の雰囲気は出せていると思います。
まぁ、百合の間に挟まる男はノーサンキューだと思うので、
しばらくは二人が男と恋愛するとは思えませんけどね…w

:: 2025/3/18 火曜日::

■[ラノベ]面白さが希釈された薄味のスープのような内容「ソードアート・オンライン プログレッシブ」9巻

吸血鬼になったキリト。
陽光を浴びたらほぼ即死という強烈な弱点ができたため、
アスナとキズメルの二人から手厚く保護されているんだけど、
それはそれとして、クエストを進めるためには出歩く必要があり…

物語は全く進んでいません。
これは間違いなく、作者が存命中に完結しないでしょう。
エヴァは間に合ったし、ガルパンも何とかなりそうですが、
SAOを含めた川原礫作品は間に合わない可能性が大です。
というか、川原礫さんって多作だけど一つも完結させたことがないですからね。
実力派のベテラン作家だけど、ある意味ではとても未熟な作家さんなのです。

無印1巻では面白さが凝縮されていたものですが、
今はつけ麺のスープを希釈して味わっているかのようです。
丁寧な情景描写や、キャラクターに感情移入できる描写は上手いのですが、
そればかりに文章が使われているせいで、時間軸が全く進まないんですよね…
それがもうストレスが溜まって溜まって…

もちろんキャラクターの魅力は凄いですよ。
アスナはツン期が残っていながらキリトと一緒にお風呂に入ったり、
キリトはナチュラルにアスナへのデレを見せたり、
そこはとても魅力的なんですけどね…

しかも今回は上下巻構成なのに、下巻は間を開けることになるようです。
はたして、下巻が出る頃には上巻の内容を覚えているかどうか…
とてつもなく不安ですね。

:: 2025/2/6 木曜日::

■[ラノベ]幼馴染みヒロインの挽回「凡人転生の努力無双 〜赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました〜」3巻

同じクラスになったニーナちゃんと、その母イレーナさんから妖精魔法を教わるイツキ。
田舎で搦め手を使ってくるモンスターを相手にしたりして経験を積んでいたけど、
魔法が使えなくなったアヤを治すために、合宿で共感魔法を身に付けることに。
マイナーな共感魔法を教えてくれる白雪先生はどうやらぼっち気質のようで…?

前半から考えるとニーナちゃんのターンかと思ったけど、
今回は実質アヤちゃんのテコ入れ回でしたね。
メインヒロインとしての資質は有ったけれど、
階位が違うから並び立つのは難しいと思ったけど、
第六階位の魔と共生するというアクロバティックなやり方で解決するとは思いませんでした。

アヤちゃんを守っていた氷雪公女はまだわかるんだけど、
その氷雪公女の内部に潜んでいた化野晴永がよく理解できませんでしたね…
氷雪公女という良い素体が出来上がったから、その中に潜むことにしたんでしょうけど、
何故それをわざわざ封印したのかよくわかりませんでした。
何がしたかったんだろう…
いや、不老不死になりたかったんだろうけど…
封印したことで変体するための時間を稼ぎたかったのか…?
わからん…

どちらにしろイツキがアヤちゃんと協力するという意識変革をしたことで、
何とか事態を収束することができたわけですが…
これはニーナちゃんにとっては強敵が出てきたということでしょうね。
石破ラブラブ天驚拳は強いぞ…!

:: 2024/12/12 木曜日::

■[ラノベ]四葉粛清計画「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」9巻

先史文明が遺した魔法「ギャラルホルン」に対抗するため、
大学で対抗魔法を共同研究し始めた達也だけど、
達也が富士山麓で遺跡を発掘したことを見とがめた四大老の穂州実明日葉が、
四葉を粛清するために動き出したため、そちらの対応をする必要が出てきて…

元老院で四大老だなんて呼ばれているからか、
それとも同格の東道の部下だと考えているのか、
軽率に四葉に手を出したからあっけなく暗殺されてましたね…
魔法無効化能力は確かに強力だけど、
非常に属人的だからこそ、機動力がない個人が持ってても限定的にならざるを得ないですね。

そして新ソ連と大亜連合も簡単に踊らされて日本に侵攻してきましたけど、
こちらは偶然が重なったこともあり、撃退されるだけでなく、
達也が開発した対抗魔法の実験台になっててご愁傷様でしたね…w
まぁ、死人が少なかったのが不幸中の幸いではないでしょうか。

それにしても梓弓を使うのかと思ったけれど、チェイン・キャストを使うんですね。
確かにそちらの方が汎用性が高いような気がしますが、
結果としてはこちらも人を選ぶ魔法になってしまったのは、
モノ作りあるあるって感じではあります。

意外だったのがレイモンドたちパラサイトが再登場したことでしょうか?
本人たちはノリノリで火星に行ったと思ってたんだけど、
文字通り追放だったんですね…
悪役令嬢もそうだけど、追放されたら舞い戻るのがラノベ業界のトレンドだけど、
レイモンドたちはどうなるのか…
本編からはちょっと脇道かもしれませんが、気になるところです。

:: 2024/11/20 水曜日::

■[ラノベ]裏切りにつぐ裏切り…「デモンズ・クレスト 3 魔人∽覚醒」

デモンズ・クレスト3 魔人∽覚醒デモンズ・クレスト3 魔人∽覚醒
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫さん(@kunori) / Twitter
絵師名:堀口悠紀子
絵師twitter:堀口悠紀子さん(@dochibibi) / Twitter
紙書籍通販:デモンズ・クレスト 3 魔人∽覚醒
DMM電子書籍:デモンズ・クレスト 3 魔人∽覚醒

アルテアに閉じ込められ、何人もの犠牲者を出している小学六年生達。
協力して生き残らないといけないのに、
リーダー役の須鴨は横暴なコミュ障てメンドクサイ上に、
頼れると思っていた二木が裏切って襲撃してきて…

二木のやり口を見ているとSAOのムタシーナを思い出しますね。
話し合い、信頼を勝ち取り、協力するというコストを放棄して、
チートを使って無理矢理協力プレイをして目的を達成しようとするとか、
とてもガキだなって感じがします。
まぁ、小学六年生だもんね…

子供だからこそチートって言葉に弱いのかもしれないけれど、
みんなチートを気軽に使い過ぎてて、子供って怖いなって思いますね。
クラスメイトだからってあっさり信じてしまい、
そのせいで裏切られるのも、とても子供らしいと思いました。

しかし二木の目的もわからないけれど、
須鴨もなんでああなっているのかサッパリですね。
何かしら理由はあるんだろうけど、
須鴨のせいで仲間の合意を形成するのに難儀してるので、
今回の結末はちょっとざまぁだな、って思いました。

:: 2024/11/18 月曜日::

■[ラノベ]水着回もお風呂回もあるよ!「私の初恋が恥ずかしすぎて誰にも言えない」3巻

千秋と楓とメイ。
それぞれが求める恋のカタチが違うため、そう簡単にハッピーエンドに至れない三人だけど、
そこに新たにJKくらいに身体戻った夕子姉さんも参戦!?
千秋の恋の相手は一体誰になってしまうのか…!

実験でロリ体型になってただけで、薬で一時的に元の姿に戻れるとか、
コナンくんや100カノで散々見てきたので今更驚きはしません。
しかし弟、もとい妹?の恋の鞘当てに参戦する倫理観のなさには少々驚きましたね。
なるほど、マッドサイエンティストではあるなぁ。

千秋を巡るラブコメ戦戦だけど、
水着で海に行くのはまぁ、美味しい展開でわかるんですよ。
でも、全裸で一緒にお風呂に入るとか、エロコメ編に突入しすぎではないでしょうか!
まぁ、TSで女の子になったんだから問題ないのかもしれないけどね!
コミカライズ版も連載誌がヤングアニマルなので大丈夫でしょう、多分。

しかしまぁ、みんなめんどくさいよねぇ… 性格だけじゃなく、性癖的な意味でも…w
作中でも言われてるけど、メイは中学時代に告白しておけばそこでハッピーエンドだったのにね…
そして機を逃さないのが楓という女ですよね。
目的のためなら容赦はしないところは正に狩人ですよ。
もうさっさと挿入すれば良いと思います。
既成事実さえ作れば千秋なんてイチコロだと思うぞ!

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