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:: 2022/8/23 火曜日::

■[漫画]因縁の対決「3×3EYES 鬼籍の闇の契約者」7巻

3×3EYES 鬼籍の闇の契約者7巻3×3EYES 鬼籍の闇の契約者7巻
出版社:講談社
作者名:高田裕三
紙書籍通販:3×3EYES 鬼籍の闇の契約者 (7)
Kindle版まとめ買い:3×3EYES 鬼籍の闇の契約者
DMM電子書籍:3×3EYES 鬼籍の闇の契約者 (7)

ウロボロスは外銀河からやってきて、木星の重力に囚われたモノだった…!
そして実体を切り離した精神的な部分が分裂して地球の生物に宿り、
人の魂といわれるものになったという驚きの新事実がわかり、
木星を舞台にした戦いが繰り広げられるが…!?

いやはや、ベナレスと共闘してウロボロスと戦ってたと思いきや、
今度はウロボロスと共闘してベナレスと戦う羽目になるとか、
八雲と三只眼は翻弄されまくりですね。
一番翻弄されてるのは喜一くんだとは思いますが…

八雲は八雲でちゃんとわかっているのは流石だと思います。

ただ、やっぱりベナレスの方が一枚上手だし、
何よりも実力が違うんですよね。

翻弄される喜一くんと人類を見ていると、
この物語の主人公はやはり喜一くんなんだろうな、と思います。
平和を希求する愚かで哲学がない普通の虐げられてきた人。
そんな喜一くんがベナレスと鬼眼王の大帰滅から人類を守ることが出来るのか…?

という展開なわけですが…
一周回ってベナレスvs八雲という前シリーズから続く因縁の対決がラストバトルになりましたね。
勝利条件は人類の守護と、三只眼の精神崩壊阻止だと思いますが…
できれば喜一くんとその仲間たちにも平和が訪れる終わり方が良いな、とは思います。

:: 2020/3/11 水曜日::

■[漫画]他者を許せぬ断罪者の末路か弱さを乗り越える未来か「3×3EYES 鬼籍の闇の契約者」5巻

3×3EYES 鬼籍の闇の契約者5巻3×3EYES 鬼籍の闇の契約者5巻
出版社:講談社
作者名:高田裕三
紙書籍通販:3×3EYES 鬼籍の闇の契約者 (5)
Kindle版まとめ買い:3×3EYES 鬼籍の闇の契約者
DMM電子書籍:3×3EYES 鬼籍の闇の契約者 (5)

ウロボロスによって既に自分が死んでいる… 死人だと知らされた喜一。
暴走しかかっている喜一と対峙する八雲の前に、
思念体となった三只眼がやってきて緊張状態にあるところに、
ウロボロスがやってきてしまい…

いやはや、相変わらず人間の醜さがよく出ていますね。
喜一の実家に凸る野次馬どものなんと醜いことよ…
それでいて三只眼を見ると逃げていくとか本当に情けないなぁ…

同じ情けなくても喜一の方がまだ感情移入できますよ。
そりゃ自分はもう死んでいると知ったら取り乱しますよ。
問題は喜一の実力だと取り乱した結果の被害が大変なことになる、ということなんですよね。

亡き兄の想いを知り、平和を願った時に出会った仲間に支えられ、
スキウロスの言動を他山の石とすることで、
最後はちゃんと前向きになったのは嬉しかったですね。
三只眼の言うことは正しいと思いますよ。

そうだよなぁ…
何事も被害者だと思いこむと怒りが止まらなくなるんだよなぁ…
難しいことだと思うけど、心に刻み込んで生きていきたい言葉です。

さて、八雲たちがウロボロスの本体に近づくということは、
物語のクライマックスが近いということでしょうね。
そこにはベナレスがいるはずなんだけど…
はたして、どのような結末になるのか。
気になる…!

:: 2018/7/23 月曜日::

■[漫画]囚われの聖魔「3×3EYES 鬼籍の闇の契約者」3巻

サンハーラ跡地直上に建設された海上基地跡に集まった喜一たちの元に、
先触れとして依子の思念獣でやってきた八雲。
八雲としては話し合いで三只眼を返してもらいたいだけなんだけど、
スキウロスの甘言と沸点が低い死人たちによって戦闘になってしまい…

喜一はどこまでも普通の人間なんだなぁ、と思いますね。
平和を唱えながらやっているのは戦争やテロと同じで、
他人の意見で簡単にブレてしまい、
突如手に入れた力に酔ってしまうのは普通の人間ですよ。
かつて八雲や綾小路ぱいも通った道なんだけど、
被害があの時の比じゃないのが問題なんだよなぁ。

それにしてもこのセリフはやばいな…

フォトジェニック(笑)
いや、うん、この普通さが喜一らしいんですけどね、うん。
でも、喜一がやらかすことは全然普通じゃないんですよね。
初めは手に入れた力を単純に暴力でしか表せなかったけど、
次は超常的な暴力として発露しはじめたのでますます手がつけられなくなってきてて、
八雲は大変だな、と思う次第です。

まぁ、それはそれとしてですね。
処女の依子に春が来そうなんですよ。

しかし… よりによって相手がゲゲネイスとか…
おっさん趣味なのか、単純に趣味が悪いのか。
はたしてこのシリーズ中に依子は結婚できるのか。
そういった意味でも今後の展開に注目したいところであります。

:: 2017/12/20 水曜日::

■[漫画]平和への願い「3×3EYES 鬼籍の闇の契約者」2巻

サンハーラで飛び散った最後の欠片を手に入れた八雲。
しかし三只眼ことパールバティーIV世は取り込んだ人格に圧迫され、
むしろ取り込まれる危機にあった。
それと時を同じくして人類たちは禁忌の場所に手を伸ばしており、
そこで発生した闇の力は東京で自殺をした喜一と融合して…

アマラにラートリーが出てきて前シリーズからのファンとしては嬉しい限りです。

アマラが仇敵である鬼眼王(カーリー)に喧嘩腰になるのはわかるけど、
一触即発どころか、あそこまですぐに発火点に達するとは思いませんでした。
そして、鬼眼王があそこで真実をバラすとも思いませんでしたね。
真実を知った八雲の心中を思うと、胸が締め付けられるようですよ。
本当に、いつになったら心穏やかに過ごせる日が来るのか…

そして闇の力ウロボロスと融合した喜一ですが、
人類の平和という目標自体は良いんだけど、
ウロボロスが人類のサンプルとして抽出した死亡者たちがこれまた厄介で…
ゲリラに殺された少女にテロに巻き込まれた移民の少年、
更にはフェイクニュースサイト運営のデブに他にも色々と…
東京でいじめに遭ってたとはいえ普通の少年である喜一にとって、
困難すぎる現実が容赦なく襲ってくることになるんだけど…
うーん、どうなるのか先が読めないなぁ…

それにしても依子ちゃんは処女だったのか…

もうアラサーだろうに…
やはり百合をこじらせてるからなのだろうか…
いや、生活態度が問題な気がしないでもないな…(笑

:: 2017/6/23 金曜日::

■[漫画]三只眼の運命「3×3EYES 鬼籍の闇の契約者」1巻

前作「幻獣の森の遭難者」で八雲の欠片を回収し、ハッピーエンドとなったはずの三只眼たちだったが、
業の深い人類たちは禁忌の場所に手を出してしまっていた…

フランスから休む暇も無く駆けつけた八雲たちが見たものは、
テロリストたちが仕掛けた爆弾で帯電し、溢れ出した闇だった。
同時期の日本ではぼっちの生放送主が飛び降り騒動を起こしていて…

あれだけの冒険を潜り抜けて、世界を救ったのにハッピーエンドにしてくれないとは、
八雲たちの運命は苛酷だなぁ…
特に三只眼に迫り来る運命の残酷さは辛い…

今考えるとサンハーラでのあの決戦すらも伏線だったということなのでしょうか。
だとすると物語として本当に壮大にすぎる…!
やはり「3×3EYES」は名作だと思わされますね。

それにしても今回はベナレスの出番は無さそうですが、
カーリーは大暴れしそうですね。
連載を読んでるとラートリーやアマラといったキャラも出てくるみたいなので、
「3×3EYES」シリーズファンとしてはとても嬉しい展開です。

どうせなら美鈴とかも出てこないかしら…(笑

:: 2016/4/22 金曜日::

■[漫画]龍皇降臨「3×3EYES 幻獣の森の遭難者」3巻

3×3EYES 幻獣の森の遭難者(3) (ヤンマガKCスペシャル)
著者/訳者:高田 裕三
出版社:講談社( 2016-04-20 )

連載サイト:3×3EYES 幻獣の森の遭難者

Kindleまとめ買い:3×3EYES (1-25)
Kindleまとめ買い:3×3EYES (26-40)

Kindle版:3×3EYES 幻獣の森の遭難者 (1)
Kindle版:3×3EYES 幻獣の森の遭難者 (2)
Kindle版:3×3EYES 幻獣の森の遭難者 (3)

ついにゲゲネイスの思惑通りパリの街に舞い降りてしまった獣魔の母・エキドナ。
そしてパリの地下でも鬼眼王カーリーにゲゲネイスの魔の手が及んで、
カーリーを守るためにその无であるベナレスが降臨して…!

3x3eyes_genju03_01

フルカラーで登場とかベナレス様ってば愛されてらっしゃる!
まぁ、ベナレスは登場初期からずっと最後までラスボスだったからなぁ。
3×3EYESシリーズにおいて常に強者として君臨してきて、
その株は下がったことがないですからね。
そりゃフルカラーにもなるわってなもんです。

逆に言えばベナレスが出てきたということは結末が近いということですね。
短く感じるけれど、第2部聖魔伝説編も3冊だったことを考えるとそう不思議でもないですね。
というか、先日連載の方で判明した美智瑠が気付いていない真実の残酷さは、
綾小路パイのそれと比較しても遜色がないものなだけに、
聖魔伝説編を彷彿とさせるものがありますよ…

それにしてもゲゲネイスがちゃんとノルマルテ延命の手段を考えてたのは驚いたなぁ。
ゲゲネイスはゲゲネイスなりにちゃんと筋は通してたんですね。
まぁ、ゲゲネイスの望みが戦乱という時点で他者に迷惑を掛けざるを得ないので、
手放しで賞賛できるものではないのですが…

そしてゲゲネイスなりに考えて臨んだベナレス戦だけど…
いや、ホントにベナレスってば強いわ…
ゲゲネイスの奸計により獣魔術を封じられても圧倒的に強い…!
獣魔術はベナレスが開発した術の中で最も効率が良いだけで、
他の術が使えないわけじゃないんですね。
八雲もハーンと共同開発した術や装備はあっても、
数千年のキャリアがあるベナレスには及ばないよなぁ。
これは次巻も楽しみですよ!

それと巻末には恒例の描き下ろし短編だけでなく、
この連載が始まる頃にヤンマガ本誌で載った番外編も収録されています。

3x3eyes_genju03_02

そうかー、夏子たちも良い年になったんだなぁ…
私も歳を取るわけだよ…

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