本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2014/3/31 月曜日::

■[ラノベ]これで最後の東京こうていわ!「東京皇帝☆北条恋歌」13巻

竹井10日さんの最長期作「東京皇帝☆北条恋歌」がついに完結!
竹井10日さんは非常に多産で速筆の作家さんなんですが、
完結作は意外と少ないんですよね。
しかし今までで一番長かった「東京皇帝☆北条恋歌」が完結することによって、
一つの節目を迎えたような気がします。

進化の塔をクリアしたら成長した姿の衛梨珠が出てきたという12巻でしたが、
この13巻ではちゃんと衛梨珠が居た未来でもちゃんと辻褄合わせもとい伏線回収してます!
しかしどのヒロインも16年経っても誰も何も変わってないというか、
むしろ四菜は初心さが悪化していましたね!
流石はモデルです!(モデル関係ない

それにしても一番驚いたのはあとがきですよあとがき。
特異的な竹井10日さんらしい地の文でのノリツッコミにまさかそんな設定があったとは!?
正直、後付けの設定なんじゃ? と疑ってしまいましたが、、
恋歌の読み方もきっちり伏線張りまくってたから本気で狙ってたんだろうなぁ…
いやはや、正直参りました。
もっと適当に書いてると思ってました。(ぉ

タイトルにもなるくらいの恋歌ちゃんは、
最後の最後で良いポジションをゲット出来てて流石だとは思いましたが、
作品の真ヒロインはやっぱり来珠だったみたいですね。
再構成された世界でも衛梨珠たち複数の娘たちが生まれる、
ハーレムエンドになるだろうと期待しております。

しかし長かったなぁ…
途中でレーベルのフォーマットが変更して背表紙に統一性がなくなったり、
要河オルカさんが身体を壊してお兄さんの高階@聖人さんに変わったりと、
色々とありましたが無事に完結して良かったです。
お疲れ様でした!
そして竹井10日ファンの同士のみなさんはがをられアニメを楽しみしておきましょう!

:: 2013/8/5 月曜日::

■[ラノベ]激オコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム「東京皇帝☆北条恋歌」11巻

ツンデレの語源に深く関わる佐久間晴姫というキャラを生み出した、
元祖ツンデレ作家の竹井10日さんの古くからのシリーズが遂に本格的に再始動!
10巻の時点でアナウンスされていた通り、イラストレーターさんが要河オルカさんから、
要河さんの実兄の高階@聖人さんに変更になりました。
確かに絵柄は若干変わったけど元々雰囲気が似ているので全然許容範囲内ですね!

歴史の強制力なのか閉じた世界であろうとも来珠とゆかり子の二人はそれぞれ、
宰相と元帥に唐突に就任することになるんだけど、
多忙な来珠がたまたま政治的才覚を見せた一斗を気に入ることに。
お陰で元の世界のように来珠、恋歌、ゆかり子の第一次一斗ハーレム包囲網が再結成されて、
この作品の面白さの基盤が再度整った感じがします。

ストーリー的にはクライマックスに突入してシリアスな雰囲気が出来ているんだけど、
相変わらずぽわぽわな恋歌のお陰でしっかりとギャグを入れているのは流石です。
しかも途中から花恋ちゃんまで再登場してぽわぽわ度が更に倍に!
というかあっという間にデレ期に入った来珠の「かじゅと」はダメージでかいな!
最高に可愛いな! いや、もちろんゆかり子さんの「かじゅと卿」も良いんですが!

しかし進化の塔の攻略と明らかになっていく真実というのは、
それはそれで衝撃的ではあるんですが、相変わらず把握しづらい世界観の広がりっぷりが…
エロゲを含めた既存の竹井10日作品を全て網羅していても把握が難しいんだよなぁ…(笑
まぁ、そういった細かい所は目をつぶっても充分面白いんですけどね。
それが竹井10日さんの魅力だと思います。

巻末の短編では来珠が人気投票一位になった記念のモノと、
ザスニに掲載されていた元の世界で来珠が宰相に就任した時の一幕が語られています。
しかしこんだけ一気に仲良くなった来珠、恋歌、ゆかり子の三人を修羅場に落とすとは…
基本流されてばかりなんだけど一斗ってやっぱり凄いのね…(笑

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