■[漫画]一巻の終わり。「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘」
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘 (角川コミックス・エース 317-1)
著者/訳者:佐藤 敦紀
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-01-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:real
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実写版と原作文庫版の和洋折衷的な内容だと思われるコミカライズ。
恐らく実写版のストーリーと設定に沿ったと考えられる本作は、
全一巻であると同時に、幾つか細かい所が原作と異なっていますが、
基本的なストーリーラインは一緒ですし、面白さも同質です。
原作と異なる点ですが、細かい所を挙げると誘拐した池田兄妹が、
池田姉弟になっている所であったり、
大きな違いとしてはみーくんが学校に通っていない、
つまりまーちゃんとクラスメイトではない所です。
とはいえ話の筋は同じだし、みーくんたちも壊れています。
ただ、漫画にすることで壊れ方がマイルドに感じられるかもですね。
まぁ、血が出たりする描写がビジュアル化されている分、
そういった刺激が若干強い方面に出ているかも知れませんが、
クレイジーさの表現では原作に軍配が上がると言えましょう。
コミカライズとして不満に思うところは特にないどころか、
恋日先生や奈月さんの可愛さも存分に出ていただけに、
実写版のタイアップとしてだけでなく、文庫コミカライズとして、
長瀬や伏見柚々を読んでみたかったと残念に思うほどです。
雑誌のカラー的にヤングエースはマッチしていると思うので、
続きをやってくれないかなぁ。
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