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:: 2024/9/6 金曜日::

■[漫画]38巻のゴンの出番は表紙と扉絵のみです。「HUNTER×HUNTER」38巻

HUNTER×HUNTER38巻HUNTER×HUNTER38巻
出版社:集英社
作者名:冨樫義博
紙書籍通販:HUNTER×HUNTER (38)
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約2年振りの新刊ですが、本誌連載はまだ再開してません。
内容自体は以前ジャンプ本誌に載ってたものなので、
単行本用に修正するのにこれだけ掛かったということなのでしょうね。
本当に冨樫先生は身体が大変なんだなぁ…

38巻の表紙はゴンですが、本編には一切出てきません。
No.391の扉絵に何故か幽助と一緒に登場してますが、出番はそれだけですね。
今回は王子たちの継承の儀よりも、ヤクザ同士の抗争がメインですし、
それに伴い、ヒソカを追う幻影旅団の話も絡んできます。

特に幻影旅団の過去の話はかなり興味を引きましたね。
今までにも色々と情報は出てきてましたが、
ここまで明確になったのは初めてです。

まず、彼等が流星街で生まれ育ったことは知っていましたが、
予想以上に子供らしい子供時代を送っていたのに驚きました。
そして、そんなゴミの中でも懸命に生きてきた彼等を、
悪党の悪意が容赦なく押し潰していたというのが本当にやるせないですし、悔しかったです。

流星街で子供達が結成した仲良し演劇サークルでしかなかった幻影旅団が、
大切な友人の仇を取るために…
悪党を殺すために大悪党になるという決意で、今の形になったとはなぁ…

それに、その幻影旅団から外れた仲間にシーラが居るとは思いませんでした。

この10年ほど後、クラピカと出会い、その後、幻影旅団がクルタ族を殲滅するんだけど…
シーラと幻影旅団がどのような繋がりを保っていたのか?
それとも切れていたのか?
シーラはその後プロハンターになれたのか?
そもそも幻影旅団が襲ったクルタ族は、幻影旅団の仇に関わるのか?
色々な疑念が湧いて出てくるんですよねぇ…

そういった諸々は幻影旅団とクラピカが再び会った時に詳らかになるような気がしますが、
その前にヤクザ同士の抗争があるし、ヒソカの件もあるし、何より継承の儀があるからなぁ…
これからの展開が全く読めないので、本当に続きが気になります。
首を長くして続きを待ちたいですね。

:: 2022/11/5 土曜日::

■[漫画]連続する希望と絶望「HUNTER×HUNTER」37巻

HUNTER×HUNTER37巻HUNTER×HUNTER37巻
出版社:集英社
作者名:冨樫義博
紙書籍通販:HUNTER×HUNTER (37)
Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER
DMM電子書籍:HUNTER×HUNTER (37)

約4年振りとなる新刊です。
多くのファンにとっては待ちに待った新刊ですよね。
冨樫先生は重度の腰痛で大変なのに、億万長者なのに我ら読者のために描いてくれた訳ですよ。
ありがてぇ…!

37巻では王位継承戦とマフィア抗争の二つが進行しています。
王位継承戦では膠着状態を狙いたいクラピカの意志に反して、
次々と王子たちの命が失われていくのは悲しいものがありますね…
特にカチョウとフウゲツの二人の脱出激に関しては、
希望からの絶望、そして絶望からの希望と見せかけての絶望と、
ページをめくる毎に感情を大きく揺らしてきて心がしんどかったです…

それにしても第九王子の能力が対人最強だと思ったすぐ後に、
第四王子の反則すぎる能力が出てきて絶望感が半端なかったですね。
よりによって第四王子が天才とか、劇物にも程があるというか…

緋の目を持つ相手がコレとか、クラピカは人生ハードモードすぎるんだよなぁ…

そのクラピカが行っている念講習だけど、
地道だけど膠着状態を作り出すには最適解だし、
まさかビルの能力と組み合わせて能力覚醒を促すとか予想外でしたね。
ほぼノーリスクで短期間で念能力者になれるとか反則技だけど、
そもそもクラピカの能力が反則技ばかりだからなぁ…
それでも旅団や第四王子を何とかできるとは素直に思えないのがこの世界の難しいところですが…

現在ジャンプ本誌ではマフィア抗争編が開始されてます。
恐らく38巻分までは連載されるとは思いますが、
冨樫先生の腰痛次第でしょうね。
ご無理をなされないと良いのですが…

:: 2018/10/4 木曜日::

■[漫画]船中暗殺「HUNTER×HUNTER」36巻

HUNTER×HUNTER36巻HUNTER×HUNTER36巻
出版社:集英社
作者名:冨樫義博
Kindle版:HUNTER×HUNTER (36)
Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER
DMM電子書籍:HUNTER×HUNTER (36)

王子たちに取り憑いた念獣の能力と、
護衛たちの念能力に、ハンター協会の思惑が絡まり合い、
複雑な様相を見せている船内だけど、
下層ではヒソカを追う幻影旅団が動き始めていて…

いろんな勢力がそれぞれの意思を持って動いているので、
すごく複雑な物語なんだけど、読んでるだけでなんとなく理解できてしまうあたり、
冨樫義博の天才性を再確認してしまいます。

この継承戦が始まった当初は王子たちの念獣の能力を推察していく物語になるかと思ってたんですが、
読者にあっさりと、その能力が次々と詳らかにされて驚きました。

もちろん隠されているところはあるんだけど、
その護衛を含めて読者には明かされていることが多いんですよね。
もちろんキャラクター同士は知らないことが多いので、
それを探り合い、騙し合い、それでも連携しながら戦いが始まるのは、
読み応えがあります。

ただ、今回読み応えがあるのは下層でヒソカを追い始めた幻影旅団でしょう。

3つの勢力に分かれたマフィアたちの抗争を、
我関せずと我が道を行く様子はとても幻影旅団らしいです。
ヒソカ抹殺という目的のためならマフィアだろうと、
カキンの王族だろうと問答無用なんだろうなぁ。
そこが幻影旅団の魅力なんですけどね。

しかし幻影旅団が侵入していることをクラピカが知ったら、
継承戦をほっぽり出す可能性もあるんだよなぁ…
はたしてどうなるのか…
本当に先が読めなくて、それ故に楽しみです。

:: 2018/2/2 金曜日::

■[漫画]王位争奪サバイバルレース「HUNTER×HUNTER」35巻

HUNTER×HUNTER35巻HUNTER×HUNTER35巻
出版社:集英社
作者名:冨樫義博
Kindle版:HUNTER×HUNTER (35)
Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER
DMM電子書籍:HUNTER×HUNTER (35)

カキン王国の王位争奪戦が始まり、早速護衛の脱落者が出てきた中、
最年少の第14王子ワプルの護衛となったクラピカは「壺中卵の儀」で、
王子たちに念獣が憑いたことを推測する。
誰が敵か、誰が味方かも分からない中でクラピカの頭脳が冴え渡る…!

という訳で久しぶりの「HUNTER×HUNTER」最新巻ですが、
しばらくは王位継承戦が続きそうですね。
頭脳派のクラピカが主人公なのはそれはそれで面白そうですが、
ゴンがどうしているのかも気になるところです…

クラピカが頭脳派で、絶対時間という特殊能力から主人公っぽいけれど、
クラピカ一人だけで何とかなる訳ではないのが面白いところです。
元々クラピカを出し抜いて護衛に抜擢したオイト王妃だけでなく、
シマノ(シマヌ?)の冷静な判断にも救われることがあったりと、
一人で戦い抜く力が欲しいと思っていたけれど、現実は単純ないと感じた通り、
クラピカは仲間に頼らざるを得ない展開が面白かったです。

しかし他の漫画だとこんなに台詞が多いとそれだけで辟易するものですが、
「HUNTER×HUNTER」だとむしろそれが面白くて食い入るように読んでしまうから不思議です。
それだけ「HUNTER×HUNTER」という作品に魅了されているんだろうけど、
だからこそ、完結までいって欲しいものです。

さて、今回の連載再開はいつまで保つのかな…?

:: 2017/6/26 月曜日::

■[漫画]蜘蛛と道化師「HUNTER×HUNTER」34巻

HUNTER×HUNTER34巻HUNTER×HUNTER34巻
出版社:集英社
作者名:冨樫義博
Kindle版:HUNTER×HUNTER (34)
DMM電子書籍:HUNTER×HUNTER (34)

久しぶりの「HUNTER×HUNTER」の連載再開!
それと同時に新刊の発売と盛り上がってまいりましたよ!
ジャンプ本誌の連載はこの単行本の続きなので、
復習がてら先にこちらを読むことをお勧めします。

この巻では表紙にあるようにヒソカと団長の戦いがメインです。
天空闘技場のフロアマスター同士の戦いということで衆人環視の元でのバトルですが、
お互いに無関係の観客を巻き込むことを意に介しません。
生首が飛ぶどころか道具として使うあたり容赦ないな!

しかし戦いとして盛り上がるかというと首を傾げるというか…
いや、団長の知略を巡らせた戦い方とか見所はあるんですが、
詰将棋で詰め終わってからの終盤だけを見させられてる感じというかね。
面白いけど盛り上がりには欠けるかなぁ、と思ってたんですよ。
最後の展開を見るまでは…!

いやー、まさかヒソカがあんな手段を使ってくるとは…
他人の命どころか自分の命ですらも弄ぶとか、ヒソカってばマジ狂ってるわ。
それに巻き込まれる周囲の人間はたまったもんじゃないけど、
この狂気こそヒソカがヒソカたる所以だよなぁ、と思いますね。

そして物語は舞台をカキンの国の王子たちの王位継承戦に移るわけですが、
序盤からフルスロットルですね。
こちらもそれぞれの思惑が複雑に絡み合った展開になりそうで、
クラピカの知能が光る展開になる気がします。

それにしても…
ゴンの出番が全然ないですね…
念能力が使えなくなったままだろうし、どうなるんだろう…

:: 2016/6/3 金曜日::

■[漫画]廃カキンの王子さま「HUNTER×HUNTER」33巻

HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:冨樫 義博
出版社:集英社( 2016-06-03 )

Kindle版:HUNTER×HUNTER (33)
Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER (1-25)
Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER (26-33)

ビヨンド=ネテロによって暗黒大陸への冒険が提言されて動揺するハンター協会。
十二支んはメンバー補充にレオリオを指名し、
そのレオリオはもう一人にクラピカを指名。
そしてクラピカはその有能さを発揮してスパイをあぶり出したりするが、
パリストン側にはジン=フリークスがやってきて…

ひっさしぶりに出た「HUNTER×HUNTER」ですが…
やっぱり面白いんだなぁ、これが。
暗黒大陸という未知の場所に五大災厄という既知の試練。
それにカキン国のクレイジーな王子たちという、
1冊に詰め込むには多すぎる情報量でしたが、
それを読み込むのが楽しくなってくるから「HUNTER×HUNTER」は凄い。

色々と考察されていた五大災厄。
アルカ=ゾルディックのナニカの正体は欲望の共依存ガス生命体アイだと言われてましたが、
まさか単行本のおまけページでサックリと明かされるとは…(笑

hunter33_01

それでも、まだ謎の一端しかわかってないわけで、
これだけ風呂敷を広げて大丈夫なのかと心配になるレベルです。

心配といえばゴンも念能力が見えなくなって心配ですね。
というか暗黒大陸編はジンが主人公に見えてくるというか…
もしくはクラピカが主役の復讐劇としての一面が見えてくる可能性もありますね。

ジャンプ本誌で連載が再開されたとはいえ、
暗黒大陸編が終わるまで続くとは到底思えないので果てしなく心配ですが、
やっぱり「HUNTER×HUNTER」は面白いと改めて痛感したので、
今後もじっくりと待って楽しみたいです。

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