■[漫画]戦争の始まり「石神戦記」3巻
石神戦記3巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
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事なかれ主義の王弟と穏健な王太子だけなら問題なかったのだけど、
被害妄想を他者に利用される王太后のせいで混迷を極める日倭津国。
王太后派が江波家の当主を誘き出して暗殺する策を巡らせる中、
江波家が出す結論は…?
イサザは絵を描くのが好きだというのに、
その手に持つのは絵筆ではなく武器で、
しかも鎧を纏って裏切り者が支配する故郷へ攻め入ることになるとは、
何とも運命は皮肉なものだと思います。
石の民の中でも極めて力が強いヤチホの能力を戦術に組み込むことで、
戦の常道を無視した戦い方が出来るのは強いんだけど、
問題は情報収集能力において圧倒的に負けていることですね。
江波側の策が事前に露見しているようにしか見えないし、
何よりもヤチホの能力と弱点があっという間に知られて、
彼女を無効化する策を即座に打たれてしまうんですもの…
ヤチホの弱点はイサザと離れたら石化することもそうだけど、
長年石化していたことをもう一度許容するくらい、
イサザを守ってあげたいという情が深いという部分が大きいのかもしれません。
今まで平和な領地だったから仕方がないのかもしれませんが、
防諜能力と諜報能力と効果的な作戦の立案能力のどれもが欠けているのがもどかしいですね。
ミナトさんが本気を出したら何とかできそうな気がするんだけどなぁ…
イサザは兄だけでなく嫁とも引き離された状態なので、
早く何とかしてあげたいです。
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