本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2024/6/27 木曜日::

■[漫画]戦争の始まり「石神戦記」3巻

石神戦記3巻石神戦記3巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (3)
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事なかれ主義の王弟と穏健な王太子だけなら問題なかったのだけど、
被害妄想を他者に利用される王太后のせいで混迷を極める日倭津国。
王太后派が江波家の当主を誘き出して暗殺する策を巡らせる中、
江波家が出す結論は…?

イサザは絵を描くのが好きだというのに、
その手に持つのは絵筆ではなく武器で、
しかも鎧を纏って裏切り者が支配する故郷へ攻め入ることになるとは、
何とも運命は皮肉なものだと思います。

石の民の中でも極めて力が強いヤチホの能力を戦術に組み込むことで、
戦の常道を無視した戦い方が出来るのは強いんだけど、
問題は情報収集能力において圧倒的に負けていることですね。

江波側の策が事前に露見しているようにしか見えないし、
何よりもヤチホの能力と弱点があっという間に知られて、
彼女を無効化する策を即座に打たれてしまうんですもの…

ヤチホの弱点はイサザと離れたら石化することもそうだけど、
長年石化していたことをもう一度許容するくらい、
イサザを守ってあげたいという情が深いという部分が大きいのかもしれません。

今まで平和な領地だったから仕方がないのかもしれませんが、
防諜能力と諜報能力と効果的な作戦の立案能力のどれもが欠けているのがもどかしいですね。
ミナトさんが本気を出したら何とかできそうな気がするんだけどなぁ…
イサザは兄だけでなく嫁とも引き離された状態なので、
早く何とかしてあげたいです。

:: 2024/6/24 月曜日::

■[漫画]いざ10階層へ「ダンジョンの中のひと」5巻

目標だった父との再会と打倒を成し遂げたクレイはそのままダンジョン10階層へと到達したが、
そこは今までとは違った能力が求められる不思議な階層だった。
色々と検証しながら手堅く攻略していくクレイだったけれど、
魔力の扱いには色々と苦戦していて…?

クレイのダンジョン攻略はわりとしっかりしているんですけど、
クレイの身体能力がなければ初見殺し間違いなしの殺意マシマシな感じでしたね。
うーん、ベルってばわりと容赦ないダンジョンを作りますなぁ。

そのダンジョンで働く同僚となる相手も、
未熟な子には指導したり、自分を敵対視する者には相手をし、
実力を見せつけることで相互理解が深まるのは良いですね。

わりとコミュ力あるんですね、クレイさん。
ちょっぴりコミュ症気味だと思っててごめんね?

そんなクレイさんが久しぶりにダンジョンの外に出かけることになるんだけど…

可愛い格好もわりと似合ってるじゃないですか…
ツインテなベルもとても可愛いですし、
これはこれで有りな姉妹コーデだと思います!
たまにはこうやってデートをすると良いと思うよ!

:: 2024/1/10 水曜日::

■[漫画]戦う覚悟「石神戦記」2巻

石神戦記2巻石神戦記2巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (2)
Kindle版まとめ買い:石神戦記
DMM電子書籍:石神戦記 (2)

王太子を擁する王太后派と穏健な王弟派で揺れる日倭津国。
婚姻で王弟派についた瑞穂領は領主のサクの結婚式で、
王太后派に唆された部下に謀反を起こされてしまう。
サクに嫁を頼まれた弟のイサザは地下に封印されていた石の民ヤチホを蘇らせ、
夫婦になる条件で力を貸してもらい窮地を脱するのだった…

イサザとヤチホは夫婦の契約を交わしただけだというのに、
隻腕となったイサザを保護していたヤチホの石が暴走するわ、
力が流れ込んで刺客としてやってきた他の石の民を撃退するわ、
何がどうなってるのかわからないけど、ワクワクしますね。

兄嫁のミオの故郷、江波領への逃亡中も虐げられる民を見捨てず、
どうにかして助けようと行動するイサザは格好いいですよ。

無闇にヤチホの力に頼って無双するのではなく、
できるだけ人が傷付かないような策を出して、
自分が囮となる危険な策でも実行する覚悟がありますからね。
絵を描くのが好きな穏健な性格でも、
領民を愛する領主の弟であるところをしっかりと見せてくれます。

ただ、王太后派は次々と手を既に打ってきているので後手に回ってしまい、
イサザたちにとって厳しい状況になっているんだけど、
そこはヤチホの力を上手く使って挽回しようとしているんですよね。
イサザはヤチホの力を使うべき時はしっかりと使う覚悟がありますよ。

そんなイサザたちの旗頭となるべき王弟ですが…

穏健派というか平和主義というか事なかれ主義というか…w
まぁ、気持ちはわかるんですけどね。
狂ってるのは王太后だけで王太子も悪い子じゃないし。
むしろ王太后を操っていると思われる占祇官が一番怪しいんですよね…
石の民を狙った他国からのスパイというあたりな気がしますが、どうなのかなぁ…?

いくら王弟が何とか平和裏に収めようと頑張っても、
流れは最早止められない段階まで来ているので、
王弟もイサザみたいに早く覚悟を決めないと、
蟄居どころか殺されると思うので頑張って欲しいものです。

:: 2023/8/20 日曜日::

■[漫画]父との再会「ダンジョンの中のひと」4巻

ダンジョン作業員として働きながら、
ダンジョン探索者としても活動するクレイなんだけど、
内情を知っているから探索もある意味チートなんだけど、
自分に折り合いを付けて頑張るしか無いのだ…!

今回もスライムの役割と補充の仕方とか、
独自の世界観があって良かったですね。
個人的にはアンデッドの作り方がかなり変わっていて面白かったですけど、
確かに量産性とかを考えると、
鉱物や植物から生産するのがお手軽だし、コストを抑えられますよね…

そして探索者としてはアイテムをゲットして、
それを使った戦いに習熟して、と面白かったですが、
まさかまだ4巻なのに当面の目的であった父と対面するとは…

まぁ、ある程度は予想できてましたけどね。
ベルが案外良い根性しているのがわかりましたよ。

それにしても父と娘の久しぶりの再会にしては、
とてもアグレッシブというか、バトルな内容でしたね。
命を賭けた戦いで傷付け合うのがお似合いな親子なんでしょうけど、
わりとハラハラします。

その戦いで勝敗を分けたのが、
ベルと関わることで魔力膜の使い方を知ったということでしょうね。
まぁ、就業規則までしっかり読み込んでいるマジメさの勝利とも言えるかな…?

しかし、これで一段落付いたことになると思うのですが、
はたしてクレイは次に何を目指すのか…
やっぱり打倒ベルなのかなぁ…?
無理っぽい気がする…w

:: 2023/6/15 木曜日::

■[漫画]和風ファンタジー異種婚姻譚「石神戦記」1巻

石神戦記1巻石神戦記1巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (1)
DMM電子書籍:石神戦記 (1)

四方を海に囲まれた日倭津国。
王太后の暴走で王太子派と王弟派の派閥争いが鮮明になる中、
瑞穂領の領主サクは王弟の妻の実家と婚姻を結ぶことで王弟派を選び、
サクの実弟であるイサザも兄嫁のミオを歓迎して幸せな光景がそこには有った…

だがしかし、よりによって結婚式の最中に家臣に謀反され窮地に立たされてしまう。
兄嫁を守って地下室に逃げたイサザは、伝説の石の民の封印を解いて契約を結んでしまい…

「バガタウェイ」の古日向いろはさんがwebアクションで始めたのは和風ファンタジー戦記。
家臣の謀反で窮地に立たされるとかとてもハラハラしますし、
地下室に封印されていた存在と契約とか、とても少年漫画っぽくてワクワクするし、
人外との婚姻とかわりとドキドキするんですよね。

伝説に謳われる石の民のヤチホ。
石を自在に操り、石のような硬さの肌を持つ一騎当千のヤチホだけど、
彼女の望みは家族を持ちたいという素朴なもの。

イサザは兄に頼まれたミオ殿を守るために咄嗟に契約したとはいえ、
約束を反故するつもりもない誠実さを見せる上に、
責任感が強いところを見せてくれるので応援したくなるんですよね…
既にミオ殿を守るために隻腕になっているというのに弱音を吐かず、
助けてくれたヤチホのことを案じるだなんて良い子すぎるでしょう…!

戦力的にはヤチホ無双が出来そうなんだけど、
ヤチホ自身も意外だった制約があるせいで思い通りにはいかないんだけど、
だからこそハラハラする展開になっています。
同じ石の民からの勧誘も一顧だにしない姿勢も良いですね。

イサザが守られてばかりの少年ではないということが、
ラストでわかりますが、これはとてもワクワクする展開ですよ。
イサザとヤチホのコンビがこれからどう動くのか…
とても楽しみです。

:: 2022/11/20 日曜日::

■[漫画]ゴブリン栽培とPK取り締まり「ダンジョンの中のひと」3巻

王位交代における契約更新でダンジョンマスター挑戦権を行使した新王を相手に、
余裕綽々であしらうベルとメイド服姿のクレイ。
面倒なことがありつつもダンジョン運営の日々は続くのだ…!

クレイは従業員であり、契約した個人事業主ではないので、
休息もまた業務内容であるため有給休暇があるのだけれど、
ワーカホリックな個人事業主だったクレイには信じられないのであった…!

でも暴挙扱いて。

しかしまぁ、一人だけでも休憩時間に仕事されると嫌なんですよね。
休憩して良いはずなのに休んでることに罪悪感持ってしまいますし。
クレイも息抜きの仕方を徐々にで良いから覚えるべきだと思いますよ。

今回一番驚いたダンジョン運営の中身は、
やはり何と言ってもゴブリン畑でしょうね…w

ゴブリンを繁殖するのでもなく、養殖ともちょっと違って、
栽培しているというのが予想外だったというか…
アレですね、ドラゴンボールのサイバイマンみたいなものでしょうか…w
ヤムチャさん逃げてー!

ダンジョン運営には内部でのPK禁止ルール違反者の取り締まりも含まれているようで、
ちょっとバイオレンスな一面もあったけれど、
容赦ないベルの強さによる制裁はちょっと爽快感があったりもしましたね。
しかしうっかりとしているところもベルらしいな、と思いましたw

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