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:: 2024/1/6 土曜日::

■[漫画]バカばっか、クマばっか。「百姓貴族」8巻

百姓貴族8巻百姓貴族8巻
出版社:新書館
作者名:荒川弘
紙書籍通販:百姓貴族 (8)
Kindle版まとめ買い:百姓貴族
DMM電子書籍:百姓貴族 (8)

アニメは昨年放映されたみたいなんですが…
配信サイトで全く配信されていないので一話も観ることもできませんでした!
荒川弘作品ってこういうところあるよね…(偏見

この漫画の内容自体は相変わらず北海道のクレイジーな農業あるあるなんですけど、
荒川弘デザインの年賀状イラストがみかん二箱ってよく考えると安すぎですよね。
まぁ、身内価格っていうのはあるんでしょうけど。
それと年末年始での親戚との農産物の物々交換されてますが、
よく考えると現金を介してないので税金が掛からないというのが一番の利点な気がしますね。
農家ってそういうところあるからなぁ…

防風林の枝拾いが面倒で全部刈り取って風で砂埃が大変になるとか、
農家って馬鹿の集まりなんじゃね?
と思うところも多々あったりしますが…

防風林という言葉の意味と、先祖が何を考えて植樹したのかを考えない単細胞なところが、
とても田舎農家だなぁ、と思いました。(偏見
うちの祖母(故人)も近所のスーパーのダメ出しをご近所でしまくって悪評流して潰したら、
潰れたことで不便になったと不平不満言いまくりでしたからね…
他にも就職難であぶれた親類をコネで役所に就職させたと思ったら、
役所の人間が使えない奴ばかりだと愚痴こぼしたりと…
もう支離滅裂なことが多いんですよ、田舎の農家は…!(積年の恨み

そう言えば作中でもOSO18のネタやってたし、
十勝取材、というか実家取材のネタでも触れてましたけど…

クマっていう生き物が身近にいるっていうのは中々に緊迫感ありますわ。
もちろん慣れてしまうんでしょうけど、それにしたって中々想像できませんね。
私の出身の四国だとクマはほぼ絶滅危惧種ですからね。
イノシシやハクビシンならまだ身近ですけど、クマは動物園でしか見掛けないので、
ツキノワグマより巨大なヒグマが近くに居るっていうのはかなり怖いです。

そう言えばアニメ2期も決定したみたいですけど…
1期含めてdアニメで配信して欲しいものですね…
せめてアマプラで…

:: 2021/10/23 土曜日::

■[漫画]泥棒死すべし、慈悲はない。「百姓貴族」7巻

百姓貴族7巻百姓貴族7巻
出版社:新書館
作者名:荒川弘
紙書籍通販:百姓貴族 (7)
Kindle版まとめ買い:百姓貴族
DMM電子書籍:百姓貴族 (7)

乳牛を辞めた荒川農園の生態系の変化から始まり、
コロナ禍での現状とかを描いている7巻です。

今は落ち着いてますが、今年の前半は北海道もコロナ感染者数が多くて、
結構大変だったんじゃないかな、と思ってたのですが…

大変なのは札幌とか一部の都会だけだった模様…
まぁ、過疎が進むと大規模なソーシャルディスタンスが保たれちゃいますからね…
観光客も減ることによって、更に人との関わりも減るでしょうし…

ちなみにうちの実家だと県外ナンバーがチェックされるくらいには田舎ではないので、
流石にここまでではなかったですね。
というか、北海道はスケールが大きすぎるから日本の中でも例外っぷりが激しいからなぁ…

ただ、農家として共感できるところも多々ありまして。
その一つが泥棒に関しての憎しみには共感しかなかったです。

都会の人は田舎の人を純朴だと勘違いしていますが、
図太く無神経な泥棒が結構居るんですよ。
うちも丹精込めて作った果物を収穫前日に綺麗に全部盗られたり、
先日は留守なのが分かってるから堂々と敷地内に侵入して脚立を盗んだり、
やりたい放題のクソ野郎が闊歩しているわけなんですよ!
うーん、死んで欲しい。

それはそうと、乳牛辞めたから牛の話が減るかと思いきや、
丑年なのもあって牛の話も結構ありましたね。
まぁ、それ以上に虫の話が多かったように思うので、
虫が苦手な人にはキツイ内容だったかもしれません。
とはいえ、農家やってれば虫とか普通だからなぁ…
苦手な人は諦めてください。

:: 2019/12/2 月曜日::

■[漫画]荒川、牛やめるってよ「百姓貴族」6巻

百姓貴族6巻百姓貴族6巻
出版社:新書館
作者名:荒川弘
Kindle版:百姓貴族 (6)
Kindle版まとめ買い:百姓貴族
DMM電子書籍:百姓貴族 (6)

いやはやビックリですね。
荒川弘と言えば牛であり、荒川農園と言えば牛であるだけに、
乳牛を辞めるというのは本当にビックリです。
でもまぁ、農業というのは令和になっても身体が資本ですからね…
若い人が入らず、メインの働き手であるお父さんが度々入院して身体を壊したら、
そりゃ続けられませんわ…

しかし… 乳牛辞めてから身体がよくなるとか…
それが好きから嫌いかよりも、それが身体に負荷が掛かるかどうかってのは別モノなんだなぁ…
と、しみじみと思いました。

まぁ、乳牛辞めても畑とかあるし、まだまだ農家としてはやっていけるみたいですが、
それでもここ1年は北海道は大変でしたからね。
北海道胆振東部地震が発生した時は荒川農園は大丈夫なのか心配になりましたが…

全然大丈夫なようでした…
まぁね、下手に電気とインフラに依存した都市部と違って、
田舎の方がこういった災害には強い場合がありますからね…
とはいえ頑丈だな、ホント…

頑丈と言えば農家で鍛えた筋肉を診た指圧師さんが、
自衛隊員? 柔道やってた? ってあたりが面白かったですね。
そういったのに使う筋肉を酷使してるんだなぁ。
見せかけの筋肉ではなく、必要な筋肉がついてしまっている、と。
そう言った筋肉はカロリーを必要としているので食事も多くなるとか、
論理的には納得できるけど、見た目的にはわかりにくいもんですよね。

他にも農業ネタは多数あって面白いですが、
相変わらず北海道でしか通用しなさそうなネタも多いので、
農業やってない人はこの漫画のネタが北海道以外でも通じるとは思わないで欲しいです。
普通の農家は無許可で普通河川に橋なんて架けないよ…
自宅に普通河川なんてないよ…
裏庭の小川に石で架けるくらいだよ…

:: 2017/11/26 日曜日::

■[漫画]FFJ! FFJ!「百姓貴族」5巻

百姓貴族5巻百姓貴族5巻
出版社:新書館
作者名:荒川弘
Kindle版:百姓貴族 (5)
Kindle版まとめ買い:百姓貴族
DMM電子書籍:百姓貴族 (5)

4年前、北海道旅行した時に感じたんですが…、
北海道の飯は上手いけど、シンプルな調理で新鮮な素材を引き出したものが多かったんですよね。
とはいえシンプルな調理だけで美味しくなる食材ばかりじゃないんだなぁ…
という、当たり前の感想をいだきましたね。(笑

まぁ、アルファルファジュースに関しては、
シンプルな調理云々の前に素材の時点でダメだと思うけど。(笑

あと、何と言っても面白いのが定番の荒川父ネタですね!(笑
いつも通りに豪快で凄いんだけど、
地震で崩れかけた際の応急処置っぷりが豪快すぎる!
耐震的に建築基準法とか大丈夫なんだろうかと心配ですが、
牛舎だから問題ないとかなんだろうか…
台風の時の防風林が国有林だから手が出せないとか、
案外法律をきちんと守ってるところもあるし大丈夫なのかもしれない。

ちなみに今回面白かったネタは農クですね! FFJ!

これ、「のうりん」で見たやつだ!(進研ゼミっぽく

でも「のうりん」でもここまでリアルに卵巣の描写とかなかったよ!
フルカラーでモツを見せにくるあたり荒川弘さんは容赦ないな!
農家の常識は社会の非常識ィ!

余談ですが、GPS搭載高性能トラクターを「自分で直せない物はいらん。」
というのはなるほどなぁ、と思いました。
スマホとか高性能機器で、壊れたらショップに持っていくのが当たり前になっていて、
こういった割りと当たり前の感性が失われていることに気付いた次第であります。
DIYの精神って大事。

:: 2016/2/28 日曜日::

■[漫画]農家の婚活「百姓貴族」4巻

百姓貴族 (4) (ウィングス・コミックス・デラックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:新書館( 2016-02-25 )

Kindle版:百姓貴族 (1)
Kindle版:百姓貴族 (2)
Kindle版:百姓貴族 (3)

ご家族の看病のために「銀の匙 Silver Spoon」は断続的に休載していますが、
こちらは連載ペースが遅いために余裕があったのか二年毎の刊行が無事に出来ています。
ご家族の看病で大変なので成分が薄くなったかと思いきや、
お父上の波乱万丈な怪我三昧の日々はむしろグレードアップしている気がします。
ホントよく死なないな… 鋼の錬金術師かよ…

今回も農家あるあるネタが多いのですが、基本的に北海道限定です。
農家の結婚で農業関係者が多いというのはわかるんですが、
ブーケが野菜とかありえないですから!
裸ネクタイで参列する新郎友人とかありえないですから!
荒川弘さんの交友関係がおかしいだけじゃないかと思う。(笑

他にもネズミ捕りで粘着シートを使うとかありましたが、
普通の人は家に焼却炉とかありませんから。
粘着に絡み取られたネズミはかなりグロいですから。
北海道みたいに家が広くないから絡め取られたネズミの鳴き声が聞こえますから。
あの死にそうなネズミの鳴き声が響いてくるのは割りとトラウマになるぞ!(実体験

そういった北海道らしいおおらかさというか大雑把さが面白い本作ですが、
夏休みにツーリングしている大学生たちと農家との触れ合いはほっこりしましたね。
お互いがWIN-WINな関係でそれが長年続いているとか微笑ましいです。
こういった貴重な体験ができるのも北海道ならではだよなぁ。
うーん、ちょっと羨ましいかな。
鉄人しか生き残れないくらいに厳しそうだけども…

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