■[ラノベ]もしベテランのラノベ作家が中二病全開の作品を書いたら「ストライク・ザ・ブラッド」1巻
ストライク・ザ・ブラッド〈1〉聖者の右腕 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲 岳斗
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-05-10 )
文庫 ( 309 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
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絵師サイト:モフモフ
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先月平和さんに勧められて読んだんですが、
勧められてた時に言われた通り、ベテラン作家の筆力で中二病要素を盛り込みまくったら、
これが結構面白い作品になった、という感じの内容でした。
いやー、ある意味潔いラノベでしたよ。
”吸血鬼の真祖”や”魔族と共存する都市”や”獅子王機関”の”剣巫”に
更には”七式突撃降魔機槍”といった伝説級の武器と、
月姫やBBBといった古今の吸血鬼モノの要素が溢れに溢れており、
正に中二病! と言わんばかりの設定もりもりっぷりでしたよ。(笑
それでいて単なるパクリ作品どころか、しっかりとした一つの作品に仕上がってるあたりは、
流石はベテラン作家と言えましょう。
あらすじとしては、ひょんなことから世界最強の吸血鬼、第四真組になった高校生の暁古城が、
獅子王機関から派遣されてきた剣巫の少女、姫柊雪菜に監視されることから始まり、
ギガフロート都市である絃神市の秘密の一つに絡んだ事件に踏み込んでいく…
という感じです。
暁古城のフラグ立てっぷりもさることながら、
生真面目な少女の雪菜の可愛さや、嫉妬する藍羽浅葱の萌えっぷりが何とも小気味よいです。
しかし十二体の眷獣が宿っているということは12人のヒロインが居るということなんでしょうか。
シスプリも真っ青なハーレムっぷりですな!
まぁ、禁書目録の約2万人には負けますが。(笑
いやはや続きが楽しみですねぇ。
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