■[ラノベ]東海道中婚前旅行「織田信奈の野望」7巻
織田信奈の野望 7 (GA文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2011-11-16 )
文庫 ( 328 ページ )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零 (miyama0) on Twitter
6巻で半兵衛が出した策とは何だったかというと、なんと良晴と信奈の婚前旅行!?
一応建前上は伊達軍に包囲された小田原城の援軍として出張っている信玄に、
織田と和睦して謙信の押さえとして川中島に侵攻して欲しいというものがあるんだけど、
信奈の気分は二人きり(五右衛門が傍に控えてるけど)の婚前旅行で、
良晴に処女をもらってもらう気が満々というデレっぷりが凄まじいです。
しかしいい雰囲気に押し掛けてくるのがウザカワ属性の光秀ちゃん。
良晴を上回る鈍感っぷりで自分の気持にすら気づいていない光秀ちゃんに、
流石の信奈もぶちキレて自分の良晴への気持ちをストレートに伝えるわけなんですが…
いやー、良晴も果報者ですな! どっちを選んでも選ばれなかった方から斬られるけど。
他にも武田四天王と信玄と混浴で裸も見まくりだし、女難の相が出まくりな良晴△
正直ちょっと羨ましい。(死にたくはないけど)
似た境遇の信奈と梵天丸の出会いや、氏康の秘密とか色々とあった小田原城でしたが、
今回の修羅場は虎御前山の決戦。
正直半兵衛ちゃんにはもっと身体を労って欲しいんだけど…
うーむ、歴史の流れには逆らえないということなんでしょうか。
でも信奈は母親に嫌われようとも弟のために泥をかぶって結果を残したわけで…
うーん、切ないっすなぁ、信奈…
とりあえず浅井朝倉の問題は落ち着いたけど、近衛前久だけではなく、
北条氏康という裏で暗躍するキャラも増えた上に、
信玄と謙信も健在なところに中国の覇者、毛利元就のところに足利将軍が。
うーん、歴史からどんどんズレていく上に織田家の窮状が半端ないけど、
果たして信奈と良晴の運命や如何に!?
なんか光秀ちゃんが鍵を握っている気がするぞ…!
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