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:: 2011/12/21 水曜日::

■[漫画]散りゆく者たちへの子守唄「GUNSLINGER GIRL」14巻

GUNSLINGER GIRL(14) (DC) (電撃コミックス)
著者/訳者:相田 裕
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-12-17 )
コミック ( ページ )
作者サイト:JEWEL BOX
作者twitter:相田裕 (aidayu02) on Twitter

取りあえずコミックナタリーのインタビュー記事と、
それの前情報としてまとめられている世界観説明は一読の価値はあるかと思います。

さて、ガンスリ14巻なんですが…
電撃大王本誌で読んでた当時からして「続きが読みたいけど、怖いから読みたくない」
という二律背反を起こしながらも結局読んでしまっていたくらい面白いです。
でも読んでて結局「あぁあああぁぁ…」と思わずにいられないというか。
特にこの14巻は…

ジャコモが企てたテロ「クローチェ事件」で家族を失ったジャンとジョゼの兄弟が、
それぞれの義体とともにジャコモを原発で追い詰めていく物語のクライマックス!
作品の中核を担ってきたフラテッロたちが次々と永遠の眠りのついていくのは、
正直かなり精神的に来るものがあります。
特にラウーロとエルザの話を回想で持ってくるのは卑怯だ…

投薬による記憶障害から最後には立ち直り、最後までジョゼを愛して逝ったヘンリエッタ。
最後までジャンに対して従順だったリコが最後の最後で言った願い。
トリエラを少しでも長く生かすためにその身を捧げたヒルシャー…

連載初期の頃から読んでる人ほど心に響くものがあるんじゃないでしょうか。
サンドロとペトラだけは今の所まだ持ちこたえているけど、
福祉公社本体の方でもきな臭いものがあるしどうなることか。
本当に凄く気になりますが、やはりそれと同じく凄く読むのが怖いです。

それにしてもジャコモに対峙したあの女性兵士。
まさか彼女にあんな背景があったとはなぁ。
彼女もまたジャコモに人生を狂わされた一人なんだけど、
ジャンとジョゼほど狂わなかったのが不幸中の幸いなのか。

テロと戦う社会福祉公社のフラテッロ。
物語の終盤、最後にはどういった結末を見せるのか本当に気になりますね。

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 Comments (1)

1件のコメント »

  1.  いやー、実は14巻掲載の物語が本誌で展開されていた頃、私は到底、月刊誌を読める状況ではなかったので何本か(しかも最も肝心な83話と89話)見逃していたので、……本巻は臓腑をえぐられる想いでした。太一・キートン=平賀から続く修羅場経験者曰く「戦場に求められるのは徹底したリアリズムでありロマンチズムは一切、必要ない」がぎっしり詰まった内容でしたね……。
     この書き込み自体がネタバレという事で、主立った一期生と担当官の所在を列挙してみます。

     
    ・ジャン(14巻で重態、分隊指揮官)
     リコ(14巻で負傷、行動可能)

    ・ジョゼ(14巻で死亡)
     ヘンリエッタ(14巻で死亡)

    ・ヒルシャー(14巻で死亡)
     トリエラ(14巻で死亡)

    ・マルコー(健在)
     アンジェリカ(故人)
     フレッチャ(健在)

    ・ラバロ(故人)
     クラエス(後備)

    ・ジョルジョ(健在) 
     ビアトリーチェ(故人)

    ・アマデオ(健在)
    ・プリシッラ(健在)
    ・オリガ(健在)
    ・フェッロ(司令部配備)

     
     ……散々たる状況ですな……。全体としての兵損耗率は判りませんが、フェッロさんがオペレーションルームから呼びかけた限りではコレまた散々な有様の様子です。ロレンツォ二課長が作戦室配備(増援指揮官?)と云う事は、現場指揮官がドラーギ一課長ですかね?

     戦闘に関してはもう私の方で言及できる範囲ではありません。無人固定砲台と軽装甲車両にカウンターとしてUAVが充てられるというのは最早、戦術ではなく戦略の領域に足を踏み入れていますので、独立した一個軍(或いはそれに相当する部隊)が参謀本部(或いはそれに相当した司令部)から作戦を受けてルーチンをこなす、そういうレベルのお話です。
     トリエラに関しては前回の書き込み通り覚悟はしておりましたが、……ソレでも89話はガツンと来ました。唯、あの状況下にあってトリエラの囁いた「でも嬉しい」が唯一の救いではありましたね……。一課のフェルミさん達も生きていると良いなぁと……。
     ロベルタさんの政治方面に於ける戦いはまだコレからでしょうね。

     

    >桂馬の女装キタ!「神のみぞ知るセカイ」15巻
    >何というかディアナと二人で正妻戦争してる気がします。

     歩美一押しの私ですがこの辺りは全く異論がありません。唯、圧倒的に押しの強い結が女神候補生(ぉ)として残ったので、お互いに牽制し合っていると鳶に油揚げ攫われちゃうかもしれませんねw 神のみぞは続くのか終わるのかすら予想が付かない、本当に良い作品ですよハイ。
     さてさて、そんな感じで歩美は果たしてどうなる事やら! 歩美編は年を跨いじゃいますねー。そしてハクアの戦線復帰が気になりますねわっふるわっふる!(きっとピンチに駆けつける的な意味で)

     

    >天乞4巻

     えー、まさか21世紀になって自分の好きな作品で男坂エンドを、ソレも二作品も目にする事になろうとは夢にも思いませんでした……(一作品目は「オニナギ」)。しかも大いに楽しんでいた「天乞(ていか小鳩)」が男坂エンドとは……! 初連載でコレやってていか小鳩先生大丈夫ですか……!? 天乞は大王の看板連載になって欲しかったとです……(涙

     

    >ComicLO

     以前、フランさんが「私はロリではないですが」という発言をなさっていたのですが、「そうすると私はロリかなぁ?」と考えていて偶々、手に取った「ComicLO」の内容から照会してみました。アレを基準としますと、どうも私は「スレンダーや幼児体型にも寛容なノーマル」というカテゴリに分類されそうですねハイ! 背のあるなしは言うに及ばず、乳のあるなし尻のあるなし毛のあるなしに寛容でs
     まぁハイ、秋葉のポジションがセンターでないという苦情もありかと! 秋葉は充分、射程です。恵那ちゃん可愛いです育ったらとーちゃんの嫁に是非。

    コメント by Mya — 2011/12/22 木曜日 @ 2:14:39

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