■[漫画]2年弱の沈黙を破り、傑作ダークファンタジー復活!「ユーベルブラット」11巻
ユーベルブラット(11) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-02-09 )
コミック ( ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています
正直申しますとヤングガンガンでかなり好きな作品で単行本も揃えてたんですが、
長期休載に入って全く音沙汰がないし、更に他誌で色々描き始めたから、
こりゃー、エタった(連載中断)かなーと思って単行本全巻手放しちゃったんですよね…
それがここへきてビッグガンガンへ移籍してのまさかの復活ですよ!
や、やばい、早く買い戻さないと…!
「ユーベルブラット」のことを軽く説明するとファンタジー世界での復讐劇です。
かつて皇帝に賜った槍を携え、人数を減らしながらも地の果てで任務を果たそうとした11人の戦士。
しかし直前で怖じ気づいた7人は任務を果たさなかったばかりか、
命からがら任務を果たしてきた4人を抹殺!
更に手柄を横取りするだけではなく、4人に裏切りの汚名を着せるという暴挙に及ぶ。
そして本人たちは帝国で七英雄として要職に就いていた。
されど殺された4人の内、最強の剣士”刃匠”アシェリートだけは落とされた谷底で妖精を貪り食い、
20年を掛けて融合を果たし、亜人の少年ケインツェルとして辺境に現れる。
そして遂に復讐の刃を七英雄に向けるのだった。
残る七英雄は4人…
という訳で10巻ではケインツェルと同じく裏切りの汚名を着せられたクファーの忘れ形見との名勝負を繰り広げ、
兄弟子として奥義をわざと伝承させてあげたかのようだったケインツェルに、
七英雄のレベロントが恐怖からか砲撃を浴びせかけた所で終わっていました。
そして11巻からはレベロントの横暴とも言える振る舞いと、イクフェスの”刃匠”という称号の継承。
またレベロントに抗う勢力である選帝侯とその娘エルサリアの台頭と、
そこに派遣されるレベロントの息子、と勢力の動向が多く見られる11巻でした。
いやー、雑誌読んでたはずなのに単行本になるまで長かったからか読み返すと新鮮というか。
何はともあれ続いてくれて嬉しいですよ。
ちなみにこの11巻の直後が描かれているのが先月号のビッグガンガンだったりします。
特に12巻で収録される復活1発目からケインツェルが大活躍&城攻め屋が正体に気付くというファン垂涎の展開!
今から12巻が楽しみでならないですよ!
ちなみに復活第一号で表紙を飾っている12月発売のビッグガンガンですが、
Amazonではプレミア価格になってるんだけど、やっぱりファンが多かったりするからなんでしょうか…?
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