■[漫画]匡平の実力発揮!「神様ドォルズ」10巻
神様ドォルズ 10 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2012-03-19 )
コミック ( 216 ページ )
村の大人や老人たちのくだらない面子のために、
利用されて傷つけ合うことを強いられている子供たちの戦い。
日向の当主により天照素に囚われることになった桐生を助ける為に玖吼理で出撃した詩緒。
村の慣習にとらわれて親の言われるままに桐生を抹殺しようとする蒼也。
歪んだ村のしきたりを打破し、桐生を助けようと足掻く匡平。
桐生との約束を守るため、傷ついた身体で駆けつけようとする勾司朗。
それぞれの思いを胸に天照素との戦いがクライマックスを迎えることに…
今回一番切なかったのが阿幾への恋心が忘れられないけどギリギリ踏み留まった靄子ですね。
精一杯頑張って東京で買ったミニスカに着替えるなんて凄くいじらしいけど、
それでも阿幾の視界には入っていけない靄子がメッチャ切ないです。
そしてまひるは本当にブレないなー…(笑
目的の為ならポリシーとかそういうの無視するストレートさは割りと嫌いじゃないです。
すぐ案山子を乗り換える尻軽じゃないと言いつつ武未禍槌に乗って出撃して、
しかもドSお姉さま全開で天照素に攻撃しかけるとかマジ容赦ないですね!
今までの鬱憤を晴らす先となった桐生がかなり不憫…
でも今回一番見せ場はあったのはやっぱり匡平ですよね。
村のしきたりに対する革命とも言える一手を打つために、
紫音と契約中の迦喪建角の制御を奪い取り、封印された「八咫烏モード」も解放するという、
阿幾が今まで何度となく言っていたように匡平こそが一番の隻だと感じさせる展開!
やっぱり主人公なんだなぁ、と思わせられましたよ。
取りあえず今回で日向の枸雅のトップたちのくだらない諍いと桐生救出の目処は立ったけど、
空張親子の出番と三種の神器に阿幾の行方と色々と気になる問題が残っているので、
今後とも目が離せませんね!
最近のコメント