■[漫画]サンデーのラブコメ新機軸「オニデレ」1巻
オニデレ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:クリスタルな 洋介
出版社:小学館( 2008-09-18 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091214703
ISBN-13 : 9784091214706
手芸部員の大人しい少年、今元正。
県内最強の不良少女、育島紗夜。
一見何の繋がりもないように見える二人。
でも、実は二人は付き合っている恋人同士なのです!
付き合っていることがバレたら即殺だけどね!
主人公とヒロインが初めから付き合っていることで始まるラブコメも良いよねー
という訳で、コンクリートを余裕で砕く拳を持つ不良少女なんだけど、
好きな人の前では赤面しまくりの恋する女の子なサヤさんが可愛いのです。
しかも恥ずかしいから二人が付き合っていることは周りには秘密なんですよね。
お陰で正は武器扱いされたり散々な扱いだったりするんですが、
サヤさんがその後、もの凄く申し訳なくするから全然嫌な感じがしないんですよ。
それにしても正くん、器がでかいです。
失神するまずさの手料理を残さず食べ、どんな扱いをされてもサヤさんを好きでいられるとは…
サヤさんが惚れるのも判る気がするなぁ。
でも名前を呼び捨てにされただけでダウンを奪われるとか純情すぎですよ、サヤさん。
サヤさん取り巻きである不良少女集団の鬼頭衆の面子も変なのばかりだし、
変人の生徒会長も出てきたりで二人がいちゃつくことは難しい。
それがコメディになってるのですが、それらを乗り越えるからこそラブコメが光るというか。
これからもサヤさんと正くんには困難に負けずラブラブして頂きたいです。
お久しぶりの、HINAKAです。
フラン様
はははッ~!まったくもって、以下同文ですネ。
ラブコメの、古くて新しいネタ。秘密の、恋人同士……「ロミオとジュリエット」はシリアスな古典だけど、現代のコメディと言えば!そう、あの名文句が、浮かびます!!
「2人はごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。ただ1つ違っていたのは、奥様は魔女だったのです!」
最近、新解釈の映画版が作られるほど、本家アメリカでも大人気、そしてそれ以上に日本でも大人気だった、ホーム・コメディの傑作ドラマ「奥様は魔女」です。
この後の「奥様は~」シリーズの原点であると同時に、キリスト教の影響で中世の魔女狩り以来、悪役とされて来た「魔女」の定義を変えた作品として「欧米の文化を変えた」とまで言われた作品です。
その魔女の奥様(サマンサと言います)役を演じた方が、亡くなった時はアメリカ中の新聞とTVニュースが、トップで報道しました。これは、有名な大ヒットTVドラマ、「大草原の小さな家」で父親役を演じた方が亡くなって以来の事だそうです。ある記事は、「これで、アメリカからは理想の父親と、最愛の妻が失われた」と書かれていたそうです。
たかが、コメディ!たかが、秘密の関係と侮るなかれ、時には文化の在り方まで、変えてしまうのです!!
だから、頑張れサヤちゃん!負けるな正君!!君達の未来は明るい……たぶん、きっと。命があれば……。
では、また。
コメント by HINAKA — 2008/9/20 土曜日 @ 3:59:21
「奥様は魔女」は良いですよねー、再放送で見てました。
実は冒頭の4行はあの台詞を意識して書いてたりします。(笑)
コメント by フラン — 2008/9/23 火曜日 @ 16:19:59