■[ラノベ]早くリア充になりた~い!「ココロコネクト ステップタイム」
ココロコネクト ステップタイム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田定夏
出版社:エンターブレイン( 2012-06-30 )
文庫 ( 350 ページ )
絵師サイト:enfance
今月からアニメが始まる「ココロコネクト」シリーズ、久々の短編集!
収録されているのは
「ファーストエンカウンター」
「ふたりぼっちの友情」
「デート×デート×デート」
「この我が道を行く疾走」
の4本ですが、前者2本は時系列的には本編開始前の内容なので、
アニメ放映前だと丁度良いかも知れません。
「ファーストエンカウンター」は文研部が発足した直後、
まだ5人がそれぞれ打ち解け合っている訳じゃない状態だった頃、
それぞれが考えて今の状態を作りあげていった軌跡が綴られています。
何というか、青春してるよなぁ、ホント。
「ふたりぼっちの友情」は伊織と稲葉の二人の友情話。
ここはヒトランダムでちょこっと示唆されていた内容だっただけに、
中々思い出深い良い話なのではないでしょうか。
「デート×デート×デート」はタイトル通り3組のトリプルデート!
稲葉と太一の老夫婦っぽいと見せかけてデレばんの萌えを見せつけてくるのには悶えましたね!
青木と唯の二人は、大盛りに食いつく唯とか小動物っぽくて可愛かったし、
中山と石川組は、テンパった中山が申し訳ないけど笑えてくるというか…
しかし三組ともお互いを想い合うステップを一つ踏み出してましたなぁ。
うーん、リア充だ…
それと「この我が道を行く疾走」は恋愛神の藤島さんと千尋と紫乃ちゃんという、
珍しい組み合わせがリア充とはなんぞや? というテーマで無駄に奔走する訳ですが…
何だろう…、凄く相葉くんに同情しちゃうな…(笑
あと、渡瀬は頑張れ! というかドンマイ! 諦めたら試合終了だから挫けるなよ!
そして最後は何か次は文研部どころか山星高校全体が「ふうせんかずら」に巻き込まれそうで、
中々にキワドイ感じが出てきましたね。
しかし全校生徒でヒトランダムが起こったらどうなるんだろう…
というか伊織と稲葉の友情話が出てきた直後にこの展開を盛ってくるとはえげつないなぁ…
ほどほどのストレスでお願いします…
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