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:: 2012/9/27 木曜日::

■[ラノベ]外伝? いいえ、新章の幕開けです。「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」外伝南海漂流編

ゲート 外伝(南海漂流編)―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2012-09 )
単行本 ( 523 ページ )

コミカライズと原作双方のファンになって一ヶ月後に新刊発売とか我ながらタイムリー!
というかですね! 外伝と銘打たれてますが物凄い続きそうな終わり方なんですけど!
むしろ是非とも続きを読みたいと思わせる面白さでして、
何か中毒になりそうです!

南海漂流編というサブタイトルと表紙にある通り、伊丹とピニャが南の海で漂流して二人きりです。
皇太女としての立場があるピニャだけど、今まで散々フラグが立ちまくっていただけに、
そろそろ並み居るライバルを押しのけて伊丹ハーレムに参戦なるか…?
と期待せざるをえないシチュですよね!
まぁ、裏表紙見て噴いたりしましたが。(笑

物語は閉門事変が起こり、補給が受けられなくなった状態からのスタートになります。
ロゥリィ、テュカ、レレイの三者三様な事情が語られており、
特にロゥリィの約千年越しの友情には結構ジーンと来るものがありました。
そんな三人を待たせる伊丹ってばマジヘタレっすなぁ…
まぁ、それでこそ伊丹だなぁ、とも思うのですが。(笑

そんな伊丹ですが、さすがにレンジャー持ちなだけあるな!
と今回初めて感じ入りました!(ぉ
その持ち前のちゃらんぽらんな性格もあるのかもしれませんが、
ピニャと漂流した時といい、潜伏してる時といい、本当に頼もしいなぁ!
そりゃー、ピニャも伊丹にイカれちゃうってなもんですよ!
最初はハミルトンの妄想乙、な感じかと思ったけどケミィの後押しもあったんだろうけど、
これで一気に正妻候補に踊りでたよなぁ、ピニャ…
…ということは伊丹は女帝の王配ってことになるんでしょうか。
うーん、凄い逆玉だな…

それはそうと、あの堅物百人隊長のボルホスさんが再登場したのにはちょっと驚きました。
まぁ、結構キャラが立ってる美味しい人でしたし全然問題ないんですが。
それとキャラ的には単なるお神輿かと思いきや結構人格者で好印象なアルバイン一行には、
是非とも再登場して欲しい所です。

そして再登場して貰うためには是非とも続刊をですね!
単巻での外伝でしたが、黒幕っぽい人が出てきたりとまだまだ続けられそうですので、
売り上げさえ順調に伸びれば行けそうな感じですので、是非とも読んで欲しいです。
取り敢えずコミカライズ版が導入として良く出来ていますので、
まずはアルファポリスWeb漫画セレクションで1話を見て、
気に入ったらAmazonでポチるのが良いと思います!
そして是非とも原作に手を出しましょう!
長いし一冊当たりの値段はソコソコしますが、それが気にならないくらい面白いから!

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