■[ラノベ]Welcome to this crasy room!「ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる」
ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-01-10 )
文庫 ( 280 ページ )
絵師サイト:Passing Rim
カラーピンナップの光央@汚部屋を見て真っ先に連想したのが某友人の部屋でした。
作中でクレイジーな部屋でどうして平然としてられるんだと万里を初め多くの読者は思っていたでしょうし、
中には「幾らなんでもフィクションだろ、こんなのw」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
汚部屋で暮らしても平然としてられる人はいるんですよ! 本当に!
見えない床、布団の上と下には本が散乱、油まみれな台所、洗わずに使用され続ける箸とスプーン等々…
本人の名誉の為に誰とは言いませんが、そういった部屋に住んでいる人が実在するんですよ。
いや、ホント誰とは言いませんがね!(笑
そんな汚部屋の主であるイケメン野郎、光央のアレコレを綴った「光央の部屋」と、
香子と千波の二人の水着選びな「百年後の夏もあたしたちは笑ってる」、
そして万里がNANA先輩に連れられて経験する夏の夜の出来事「サマーナイトツアー」
の3本がこの番外編には収録されています。
ちなみに一番笑ったのは間違いなく「百年後の夏もあたしたちは笑ってる」ですね!
万里が仲良くしている月曜一限目の外国語だけでの友人・師匠を巡り、
千波情報で勘違いした香子のアレっぷりには爆笑してしまいましたよ。
まぁ、千波に吐露する香子の万里への想いにはジーンと来るものがあったのも確かなんですけどね。
しかし師匠の恋愛事情はディープな大学生らしさが溢れてて胃が重くなりますねぇ…
番外編だけど充分面白かったのは確かなんですけど、
前巻のヒキがアレだったのに新刊が番外編かよ! というのもまた確かであります。
一応今度こそ本編の続きの続刊が春に出るっぽいので、
その時まで首を長くして待ちたいと思います。
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