■[漫画]貧乏職なし、されど食あり。「くーねるまるた」2巻
くーねるまるた 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2013-05-30 )
コミック ( 104 ページ )
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
金はなくても人生はいくらでも楽しめる。
そんな気にさせてくれる、毎週8ページのお楽しみ「くーねるまるた」の2巻が発売れさました。
ポルトガルから留学してきたマルタさんがそのまま日本に居ついて、
奨学金の貯金を切り崩しつつ、偶に日雇いのアルバイトで小銭を稼ぎつつ、
古い激安アパートに住み、貧乏だけどバリエーションに富んだ食生活を楽しそうに送るという、
ただそれだけなんだけど、すごく幸せそうな雰囲気が感じられる漫画です。
2巻に入ってもマルタさんの日常に大きな変化はないんだけど、
同じアパートの住人もボチボチ出てきて賑やかな雰囲気は出て来ました。
アパートのみんなとクリームチーズの石狩鍋を食べたり、
大学院時代の友人たちと夜桜を見ながら七輪で美味しいもの焼いたりと、
マルタさんの人徳が感じられるエピソードも多数収録されていてほっこりします。
マルタさんはその人柄が滲み出ているのか、外国人だから目立つのか、
お店の人に顔を憶えられてたり、助けを求められたりと大活躍ですよね。
また、その人徳だけでなく、日本人もびっくりの博学っぷりには、
日本人として恥ずかしくなる所も多々あったりも。
二十四節気とか全部把握してなくてすみません…
それにしてもマルタさんの手料理はワンコイン(500円)で出来そうだし、
遊びに行く所もこちらも大体ワンコインだから凄く真似しやすいですよね。
その分手間暇は掛かってますが、それもまた乙なモノなので、
いつか時間を見付けてどれか実践してみたいものです。
せめて塩昆布くらいは…(笑
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