■[ラノベ]ほのかなバレンタイン「魔法科高校の劣等生 10 来訪者編 中」
魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編(中) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-06-07 )
文庫 ( 328 ページ )
前回「今後もリーナを萌え化させる変更点があるかもしれません」と言いましたけど、
まさか本当にリーナを萌えさせる変更点がWeb版から追加されるとは思いませんでした。
ただ、リーナの萌えは彼女のポンコツ度と相関関係があるので、
結果としてリーナは更にポンコツ美少女として花開いてしまっているんですけどね。(笑
前回はリーナたちUSNA軍と司波兄妹のバトルがメインだったのに比べて、
来訪者編の中であるこの10巻では主に吸血鬼”パラサイト”の謎の解明と、
バレンタインイベントでの乙女たちのラブコメ騒動がメインとなっています。
そう、100年経っても日本の菓子業界が醸成した恋愛文化は廃れてないのです。
雫からの情報提供で吸血鬼の正体を察した達也が処分をエリカたちに任せたと思ったら、
吸血鬼がまさかの一高侵入だよ!
という展開でしたが、ギリギリまで気付かないリーナのポンコツ具合が凄い。
まぁ、戦闘偏重で知覚系は苦手だもんね! 仕方ないよね!
今回も相変わらずどのキャラも見所があって良かったですね。
アメリカに行った雫にもちゃんとエロ&萌えイベントあったし。
ちなみにWeb版からはイラストの追加と呂律が回らない変更で萌え度が急上昇しております。
他にも真由美さんもバレンタインでお茶目なことをしてたりね!
というかこういう子供っぽいことしてるから、
達也に大人らしい対応をされないんだと思うのですが…
まぁ、それも含めて真由美さんらしいですよね。(笑
バレンタインではほのかが一番恋する乙女らしさを出してたけど、
ほのかの一番の萌えドコロは翌日のイベントですよね!
休眠していたパラサイトを目覚めさせる程の純粋な恋心とかどんだけだよ!
それにしても公開羞恥プレイがWeb版よりかなり強化されてて、
ジタバタ藻掻くほのかにより一層ニヤニヤ出来たわけなんですが…
うーん、作者と編集は間違いなくドSだよなぁ。(笑
Web版からの変更といえば深雪とリーナの下着シーンが追加されてたりと、
萌えとエロの追加が著しかった気がします。(笑
まぁ、それ以外にもパラサイト同士の会話や、四葉の暗躍とか、
読者に分かり易い変更点も多かったですけどね。
さて次回はリーナと達也の戦闘から始まる訳なんですが、
結果を知っている身としてはリーナが不憫でならないです。(ぉ
ちなみに発売は2ヶ月先と、いつもよりペースが早めなので、
余り待つ必要がないのが嬉しいですね。
Web版との変更点ともども楽しみであります。
最近のコメント