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:: 2013/9/5 木曜日::

■[ラノベ]脳天気王子と苦労性王女「理想のヒモ生活」4巻

理想のヒモ生活 4 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:渡辺 恒彦
出版社:主婦の友社( 2013-08-30 )
文庫 ( 312 ページ )
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (haino)さんはTwitterを使っています

Web版のストックが切れたのでどうなるかと思ってたんですが、
3巻から5ヶ月経っての刊行と、普通のラノベと同じペースでちょっと安心しました。
Web版でプロト版をいつも通り更新しながら4巻の発売となったので、
方法論としてはログホラとかと一緒でみたいですね。
個人的にはそれは全然有りなので頑張って欲しいです。

ブラック企業のサラリーマンが異世界に召喚されて女王のヒモになるという、
出オチ感満載な設定ながら、予想以上にしっかりとした世界観に驚かされる本シリーズ。
今回は隣国にして南大陸中央部で覇を唱えるシャロワ・ジルベール双王国より、
100年以上国外に出ていないシャロワ王家の王族が訪れることになり、
対応に追われるアウラと善治郎の王族夫妻。
更に二人の愛息子に病魔の影が忍び寄り…

いやー、4巻になっても面白かった!
特に今回登場したフランチェスコ王子とボナ王女のキャラが良いですねー
脳天気な馬鹿なんだけど宝飾技術と付与魔法に関しては一流の王子と、
王子のお目付け役で宝飾技術オタクな王女という組み合わせが漫才コンビみたい。(笑
それにボナ王女の苦労性に関しては不憫萌えの領域に入ってて純粋に萌えるというか。
善治郎もボナ王女のそんなトコに油断してポロっと知恵を授けちゃったんだろうなぁ。

そんな善治郎に対して女王としての態度を取りつつも、
女としての嫉妬心を抱いてしまうアウラもまた可愛いんですけどね!
というか体重のことを指摘(?)されてちょっと立腹しちゃうとか、
アウラは本人が思っている以上に女性らしさがあるので魅力的だと思いますよ。

それにしても善吉の病気が一段落したとはいえ、
双王国の問題やら塩の街道の群竜討伐やら問題は山積みなので、
善治郎の側室問題ともども大変そうですねー

そんな割りと大変な本編とは別の巻末書き下ろし短編は、
いつも通り問題児3人組による侍女たちのお仕事シリーズです。
相変わらず日本の文化と文明を遊びながら会得していく所が面白いです。
書籍限定でのお楽しみなので今後とも楽しみです。

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