■[ラノベ]彼女たちの友情「デスニードラウンド」ラウンド2
デスニードラウンド ラウンド2 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:アサウラ
出版社:オーバーラップ( 2013-08-22 )
文庫 ( 320 ページ )
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラ (asaura_seizon)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:てら速
絵師twitter:赤井てら (akaitera)さんはTwitterを使っています
1巻ではどう見てもマクドのドナルドな人体改造超能力者との銃撃戦でしたが、
2巻では生体強化スーツを着たどう見てもピーポ君なP君との銃撃戦だ!
というかどこまで危険なネタに突っ込む気なんだアサウラさん!
こんなのを許可するとかオーバーラップ文庫の度量は半端ないな!
台湾からやってきた美少女は松倉さんたちの元同僚の娘の美鳳。
ユリの数少ない友人である宇佐美先輩にも気に入られて3人が楽しく遊ぶ日々を送っていたら、
ある日いきなり宇佐美先輩がP君に狙われる事件が!?
どうやらかつての親友がいじめを苦に主犯を殺そうとするも返り討ちにされ殺された件で、
被害者の誤解と逆恨みの日記を元にP君が惨劇を繰り広げようとしている!?
P君が犯人ということで警察はアテに出来ないのでユリを頼った宇佐美だけど、
ユリはユリでタダ働きはしない松倉たちの態度の前に途方に暮れて…
友情と仕事の板挟みになるユリが可哀想ではあるんだけど、
そこは大人になりきれない女子高生だから持つことが出来るジレンマなんだろうなぁ、
などと思ってしまう大人になってしまったワタクシ。
そして何だかんだで松倉も自分で決めたルールを遵守しながらも、
動くことが出来るように辻褄を合わせようとしている所が微笑ましかったです。
そして宇佐美先輩、殆ど罪がないのに執拗に追い回されて不憫すぎる…
どこまでも友達思いな良い子なだけに、理不尽さに腹が立つなぁ。
理不尽な目に合わせるP君も日本社会と米国資本の歪な社会構造による理不尽な目にあった犠牲者なだけに、
なんともやるせない気持ちになります。
クレイジーすぎる設定な割に迫力満載の銃撃戦というギャップが面白い作品ですが、
流石にメディアミックス展開が難しすぎると思うんですよね…(笑
もしコミカライズするとしたら高遠るいさんくらいしか出来ないんじゃないかなぁ…
あ、あと松本ドリル研究所?(参考:Jコミ | 勤務中異状なし)
ちなみに今回はKindle版で読みました。
本棚が一杯やねん…
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