■[漫画]バドミントンな彼女。「はねバド!」1巻
はねバド! (1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:濱田 浩輔
出版社:講談社( 2013-10-07 )
コミック ( 228 ページ )
作者twitter:濱田浩輔 (gaburitsukimeet)さんはTwitterを使っています
少年ジャンプで「パジャマな彼女。」を連載していた濱田浩輔さんがgood!アフタヌーンに登場!
作家が出版社を跨いで活躍するのはそれほど珍しいわけではないのですが、
ジャンプから、というのは比較的珍しいですね。
更に連載作が単純に「パジャマな彼女。」みたいなラブコメ作品ではなく、
スポーツモノ、しかも「バドミントン」というのも目新しいです。
そこら辺の詳しい経緯に関しては↓の記事に載ってます。
コミックナタリー – [Power Push] 「はねバド!」濱田浩輔インタビュー、週刊少年ジャンプからgood!アフタヌーンへ (1/3)
なるほどなー、濱田さんは元々部活人間だったんだ…
バドミントンを選んだ理由も何だか納得です。
さて、本作のあらすじですが…
情熱が空回りしている北小町高校バド部OBにしてコーチの立花。
一度に8人も辞めてしまった上に、有望な選手の荒垣はスランプ気味で反抗的。
途方に暮れていた時に出会ったのが才能を感じさせる羽咲綾乃なんだけど、
綾乃本人はバドミントンをやるのを嫌がっていて…
綾乃は天才だけど天然であり、その才能もかなり歪ですね。
人見知りというだけならまだしも、声も小さいしバドにも消極的。
なのに世界的な強さを持つコニーをも翻弄出来る実力を持つという歪さ。
また、その力を発揮するためのモチベーションが他力本願なのに、
他者を絡め取るかのような強さには凄味を感じます。
それにしても1巻から綾乃のライバルキャラがどんどん出てきて凄いなぁ。
仲間の荒垣に、他校のコニーとバランスが取れてますね。
そもそも綾乃自身が闘争心を持たないと話にならないんだけど、
その闘争心を刺激するのもまたライバルであって欲しいものですね。
ちなみにgood!アフタヌーン連載なので試し読みが可能です。
1話丸々読めますので、まずはそちらから確認してみると良いと思います。
結構ボリュームがあるので読み応えもありますよー
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