■[ラノベ]友との決戦「強くてニューサーガ」3巻
強くてニューサーガ 3
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2014-03 )
単行本 ( 286 ページ )
作者サイト:阿部正行
絵師サイト:ODD NUMBER★★★オッドナンバー■□■□■□■□■□■□■□■□■
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4年後に起こる魔族の侵攻を知る、未来から遡行してきた魔法剣士カイル。
侵攻を迎え撃つために人族の英雄となるために色々と動いているんだけど、
未来の出来事はバタフライ・エフェクトで少しずつ変わってきており、
思いもよらない展開がカイルには待ち受けており…
3巻は人族最大規模であるガルガン帝国にジルグスからの使節と共に赴き、
鉱山都市カランでの惨劇を魔族のものであると説明することになったんだけど、
交渉がもつれて何故か武術祭に参加することになったカイル。
更には帝国の末姫にお願いされてセランまで参加することになった上に、
最悪なことに二人の師匠であるレイラまで飛び入り参加してきて…
幼馴染、エルフ、ロリババアにつづいてのヒロインはニンジャですよ! アイエエエ!?
3年後には自信溢れる暗殺者なのに、今だとドジっ娘属性が見え隠れするミナギ可愛い。
賭け事で身を滅ぼしそうなところとかも妙に人間臭くて魅力的です。
まぁ、ミナギのせいでカイルが正座させられるのはちょっと同情します。(笑
カイルが4年後には世界有数の強さになるにしては時間遡行した時点で呆けてたことに違和感がありましたが、
こういった事情があったのかと納得するセランとの決戦でしたね。
それにしてもその決戦の土壇場でカイルが見せたあの魔法だけど、
もしや1巻でシルドニアが危惧していた魂の同化した時の極低確率で云々のアレが原因なんでしょうか。
時間遡行前は魂すらも削りそうなヤバイ薬物を常用してたみたいだしなぁ…
今回はガルガン帝国の個性的な王子と王女といった主要メンバーとの顔見せだけでなく、
メーラ教という前世では表に出てこなかった厄介な宗教団体が出てきたりと、
今後の波乱も予感させるものでしたね。
書き下ろしのエピソードもあって今回は結構充実してた感じがします。
それとコミカライズが始まってます。
予想以上にセライア母さんが可愛かったりと見所があるので、
そちらも楽しみにしていきたいですね。
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