■[雑記]「たまこラブストーリー」を観てきました。
「たまこまーけっと」は確か3話くらいで観るのを止めたので、
たまこ:ぽわぽわ系お餅好き女子高生
もち蔵:たまこの幼馴染み
デブ鳥:いらない子
くらいしか前知識がなかったんですが、それでも充分どころか最高に面白かったです。
一言で言うなら「王道にして直球な恋と青春の物語」でした。
ずっと一緒に育ってきたお向かいに住む二人の幼馴染み。
いつまでも変わらず、みんなのことが大好きで愛されていたたまこが、
もち蔵に告白されたことで初めて恋というものを意識してからの展開がもう、最っ高でした!
奇を衒わず、ストレートに「幼馴染み同士の恋」というものが一本の映画に詰まっているんですよね。
いつも隣りに居て、それが当たり前だと思っていたのに、
いつの間にか決断していたもち蔵という一人の男の子。
子供の頃の思い出、落ち込んでいた時に掛けられた言葉、不安でたまらない時に傍に居てくれて…
もち蔵の告白をキッカケに次々とたまこの心に到来する様々なモノと、
それに戸惑うたまこが可愛くてたまりませんでした。
たまこの周りの友達もみどりちゃんを筆頭にみんなたまこのことを思って、
色々と協力してくれるのもまた良いんだよね。
特にみどりちゃんはその表情と言葉からもち蔵をライバル視していて、
たまこのことは渡したくないんであろうことが窺えるのに、
それでもたまこのことを思って背中を押してあげてて最高でしたよ。
正直、最近の京アニ作品は私の好みとかけ離れていたので期待していなかったのですが、
この「たまこラブストーリー」を観て「やるじゃん! 京アニ!!」と思わされましたね。
立派なもんだ!
デブな鳥が出る短編が同時上映されているのがマニアックでいいよね!
ちなみにパンフレットが1000円で売ってたんで記念に買ったんですが…
普段から死蔵しているので本当に記念という意味合いしかなかったつもりでしたが、
最後のページを見てこれ以上無いくらいの余韻を味わえたので今では買って正解だったと確信しています。
いやー、本当に面白い作品でした! 素晴らしい!
それにしても…
やっぱりデブ鳥はいらない子だったんやなぁ…
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