■[漫画]そうだ京都、行こう。「ナナマル サンバツ」8巻
ナナマル サンバツ (8) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-07-03 )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s)さんはTwitterを使っています
Kindle版:ナナマル サンバツ (1)
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深見兄のクイズへの確執が判る第8巻…!
風邪をひいた深見さんのお見舞いに行ったらクイズ嫌いになった深見兄と出くわしちゃったでござる。
そんな7巻のヒキから引き続いての深見兄妹のクイズバトルですが、
妹の真理ちゃんが幾ら頑張っても中々深見兄の心を溶かしきるまでは行かないみたいで、
一体過去にどんなことがあったのかと思ってたんですけど、
この8巻でついにその過去が判りました。
クイズ名門でエリート校としても有名な開城高校のクイ研エースでプライドも高かった深見兄。
成績も優秀でクイズの回答方法も非常に合理的で無駄がなくダイブが嫌いという、
非常に優等生だった彼が無自覚とはいえライバルとして認識していた笹島。
そんな二人の雌雄を決することが出来るスクエア準決勝で、
当時の部長の判断で自分が忌み嫌うダイブをすることに…
下手に深見兄も優秀だからこそ、部長の判断が理解出来るし、
プライドが高いから誤答はしたくない。
それでも念願だった笹島との戦いはしたかったのは確かで…
と、どんどん深見兄の心が壊れていってしまうのが切なかったです。
これは開城という名門の看板を汚さないことだけを気にして、
部員の性格などを全く考慮してなかった当時の保科部長が悪い。
たった一度の戦いのために将来を担う可能性を潰してしまうとか、
上に立つ者として失格としか言い様がないですね。
まぁ、高校生にそこまで求めるのもしょうがないと思いますが…
そういった意味では今の大蔵は良い部長してると思うので、
彼の頑張りに期待したいとこです。
そして主人公たちですが、まさか合宿に京都まで行くとはなぁ。
大垣ダッシュと米原ダッシュは懐かしいです、私も何度かやりました。(笑
まぁ、夜行列車とはいえもっと静かにした方が良いとも思いましたけども。
あれ、他の乗客にとって凄く迷惑なんですよね…
クイズの冬の時代とかも私も実感する所はあるけれど、
今回一番心に残ったのはやっぱり深見兄の件ですね。
そして巻末描き下ろしの新名部長のホッピーですね!(笑
それにしても帯のヤスダスズヒトさんといい、人気あるな千明さん。
というか指になりたいとか凄いコメントだなぁ、ヤスダスズヒトさん…(笑
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