■[ラノベ]夫婦円満のコツはコミュニケーションの充実「理想のヒモ生活」6巻
理想のヒモ生活 6 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:渡辺 恒彦
出版社:主婦の友社( 2014-11-29 )
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十(@haino)さん | Twitter
5巻で出てきたフレア姫が、6巻でまさかの側室に立候補!?
作者が活動報告で述べていた通り、5巻からWeb版と書籍版はパラレル展開になってます。
Web版ではフレア姫は出てこないし、群竜退治の結末も違うので、
両方読んでる身としては二度美味しい展開なんですよね。
作者は2倍書くことになるから2倍大変だと思いますが…
ボーイッシュな格好が似合う、ちょっとお転婆っぽいけれど、
国のことを考える思慮深い王族らしさを見せていたフレア姫ですが、
まさか善治郎の側室入りを希望するとは…
まぁ、彼女の言い分を聞く限り納得せざるを得ないんだけれど、
結婚相手として公と私の両面から打算で判断する所は、
アウラと同じ王族なんだなぁ、と感じましたけれど。
というか、容姿は対照的だけど中身はアウラとそっくりですよね。
そういった意味では双王国のボナ王女は正反対だよなぁ…
とはいえ、フレア姫とアウラ女王が王族として納得できたとしても、
側室入りを断り続けてきた善治郎は心情的に納得できない訳で。
下手すればこれでアウラとの夫婦仲に亀裂が入る可能性があっただけに、
二人が日頃からコミュニケーションを密に取っていたのは上策でしたね。
元々二人は違う世界をバックボーンを持っているだけに、
折々でこういったコミュニケーションを取っていましたが、
普通の夫婦でもこういった場を設けるのは必要なのではないかな、と。
それはそうと、アウラの「ファッ!?」と言った時の表情にはちょっと笑っちゃいました。
意外な可愛さを見たというか…(笑
アウラとフレアは割りと気が合うと思うし、
フレアはフレアで魅力的な女の子だと思うので、
ゼンジロウは心労が溜まるかと思いますが、頑張って欲しいですね。
今回は二人の褒め殺しでの心労というレアな事態に陥ってましたが、
馬車の旅でも心労が重なる可能性が…
頑張れ善治郎、自分の胃のためにもハーレム化を防げ…!(笑
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