■[ラノベ]恋ヶ窪ゆり(30)と結婚したい「とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋」
とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-01-07 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4048674595
ISBN-13 : 9784048674591
絵師サイト:Σぎゃあ
本編が佳境に差し掛かっている中、短編集の2冊目が発売。
まだ季節が夏から秋の、大河と竜児たちがカラっとした青春を謳歌していた頃の短編5本が収録。
大河が本能の赴くまま秋の味覚を堪能してたら肥えてしまった「虎、肥ゆる秋」
アホの春田が年上のお姉さんと仲良くなってしまう「春になったら群馬に行こう!」
夏休みの終わりに竜児の野望を挫いた、若者の苦悩を表現した「THE END OF なつやすみ」
台風襲来と高須農場の危機な「秋がきたから畑に行こう!」
そして書き下ろしの恋ヶ窪ゆり(30)が(22)だった頃の「先生のお気に入り」
になっています。
「虎、肥ゆる秋」はダイエットにチャレンジする大河がヒロインなようで、
実は亜美がメインヒロインなように思えるんですよね。
最近読んでる同人誌が亜美中心のが多いってのもあるんでしょうけど、
亜美の可愛さをそこかしこに見付けちゃうんですよ。
大河には腹黒全開トークをする亜美なのに、竜児から掛かった電話には普通に応えてるんですよ。
これが「竜児から電話が掛かって嬉しいけど、そういったことを表に出せない…」
とかそんな風に思ってるんじゃないかと妄想すると萌えざるを得ない!
それと大河がダイエットできなかったら亜美が竜司と付き合うって嘘もね! 良いんですよ!
別荘に誘ったときもそうなんだけど、嘘という仮面の後ろに見える願望が可愛いんですよ!
うーん、亜美ちゃん可愛い。
「春になったら群馬に行こう!」はクリスマスに彼女持ちと判明した春田が彼女をゲットした話で、
「溺れている美人を助けて人工呼吸から始まる恋…」
というアホの春田らしい妄想が割と近い現実になった所から始まるエピソードなんですが、
嘘をつけない、計算できない、器が大きいわけでもない、
そんな春田が春田なりに頑張ったり足掻いたりしてるのが好感が持てるんですよ。
まぁ、それはそれとしてちゃっかり彼女ゲットしてる春田が妬ましいのは偽らざる本音なんですが。
あとね、やっぱり恋ヶ窪ゆり(30)ですよ。
実際ゆりちゃんって凄く可愛いし魅力的だと思うんですよねー
若かりし頃に味わった人生のドツボの時期、トラブルを華麗に解決とかはせず、
傷つき、足掻いて、時には強引に突っ走るとことか凄く等身大なんですよ。
そういった戦歴とか含めてゆりちゃんは可愛いと思うんだよなぁ、ホント。
ゆりちゃんが目の前に居れば即プロポーズを申し込むね!
ゆりちゃん結婚してー!
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