■[漫画]デジタルデータの武器に宿る魂「ソードアート・オンライン プログレッシブ」3巻
ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:比村奇石
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-09 )
原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫 (kunori)さんはTwitterを使っています
作者サイト:日々、平穏
作者twitter:比村奇石 (Strangestone)さんはTwitterを使っています
Kindle版:ソードアート・オンライン プログレッシブ (1)
Kindle版:ソードアート・オンライン プログレッシブ (2)
ソードアート・オンライン アインクラッド編第0章であるプログレッシブシリーズのコミカライズ第3巻!
原作1巻の強化詐欺編に入った所なんですが、原作を大きくアレンジしています。
話の根幹は変わらないんですが、全体的に暗めだった物語の印象が、
アスナの魅力とアルゴの出番増加と鍛冶師ネズハの意外な役どころのお陰で、
原作に比べて明るめな雰囲気になっています。
そもそも物語の構成を弄るだけでなく、キャラクターの印象も変えるとか、
このご時世、かなり大胆というか勇気がいる行為だと思うんですが、
そのお陰で原作とは違った面白さがあるし、何より新鮮なんですよね。
原作を読んでても新たな発見があるので、原作既読者にこそ読んで欲しいです。
とはいえ、原作で大事な所は変えてません。
そう、タラン饅頭を食べて顔に白濁液、もといクリームまみれになったアスナさんとか!
流石は比村さん! エロ同人時代に鍛えたスキルを存分に奮っておられる!
このシーンだけでもコミカライズの価値があったと思わざるを得ない。
ありがとうございます! ありがとうございます!
それに原作では描写されてなかった所が見られるのも良い所ですよね。
アルゴがどうやってネズハという名前の正確な読み方を知ったかとか、
原作ではアルゴにブレーンが居たことは仄めかされてましたが、
それがまさかヒースクリフだったとは…
まぁ、確かにヒースクリフほどの博識さなら知っててもおかしくないし、
何よりこういった出番があると原作ファンとして嬉しい限りです。
しかし、レジェンド・ブレイブスが裏にいるというのは原作通りだけど、
そのレジェンド・ブレイブスのギルメンの絆が微笑ましく強いモノに変更されてましたね。
特にリーダーのオルランドはロールプレイングがちょっとアレだけど、
かなり人徳があって良い奴になっていて、これはこれで確かに面白いかも。
また、アルゴがネズハと合流したのが4人なことや、
Pooと思しきプレイヤーが声を掛けてきた時の描写から考えても、
恐らく、オルランドは強化詐欺のことを知らないんだろうなぁ。
これはネズハが罪を懺悔するシーンでも何かしらあるんじゃないでしょうか。
これでまた4巻の楽しみが増えましたよ。
他にも描き下ろしの制服姿のアスナさんのおっぱいだとか、
ネズハが暴露する巷の噂のアレコレで百面相するアスナさんだとか、
死のうとするネズハに説教するアスナさんだとか、
見所は沢山あるので未見の人は是非とも読んで欲しいです。
あー、この比村さん版の内容でアニメ化してくれないかなー
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