■[ラノベ]魔王の悲恋物語「強くてニューサーガ」5巻
強くてニューサーガ〈5〉
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2015-04 )
作者サイト:阿部正行
絵師twitter:布施龍太(@chameleonrock)さん | Twitter
ドラゴンが抱えていた問題を解決し、「竜殺し」という最上級の名声を得たカイルたち。
そこで次は人脈作りをしようと人族有数の商人の所に赴いたら帝国のアンジェラ王女が居るわ、
商人経由で魔王からの招待を受けるわ、そこで魔族の幹部殺しの嫌疑をかけられるわと、
次々とトラブルが舞い込んできて…
5巻にしてカイルの怨敵であり、次期魔王の黒翼の魔族が登場しましたが、
それ以上に魔王ルイーザの印象が強かったですね。
気怠げな物腰でいながら人族との友好を図ろうとするとか、
中々その真意が読めなかったんだけど、判ってみれば何ともまぁ…
その昔、スコラ時代のバーズに「IBARAGI茨木」という漫画がありまして…
あれもクズ男に翻弄された純情人外女性の悲劇だったけど、
こっちは目の前で実父を殺されたとかより酷いですなぁ。
人族の英雄の意外な正体には驚きよりも呆れが先にきたけど、
武人である魔族の三腕を相手にしたカイルとセランの戦いを見てると、
さもありなん、と思ったりも。
それにしても女好きのセランは面倒な相手にばかり惚れられるなぁ。(笑
そういった意味ではカイルの方が相手がマシだけど、
女性関係をエンジョイするためには黒翼の魔族を倒さないと始まらない訳で。
しかし、黒翼の魔族との間には隔絶された実力があるみたいなので、
これからどう挽回していくのかが気になる所ですね。
というか、カイルの魂が魔族寄りになっている事とか、
黒翼の魔族にツノがない事とか考えると、
「クロノアイズ グランサー」みたいなオチにならないかちょっと心配です。
「IBARAGI茨木」大好きでしたよ、なつかしい!
雑誌の改変期だったためか、最後の展開が妙に打ち切りぽかったのは悲しい思い出です…
島田まゆさんいまなにをしてらっしゃるんだろうか…
まだ漫画描いているといいなあ…
コメント by takuon — 2015/5/13 水曜日 @ 17:32:27
>takuonさん
「IBARAGI茨木」好きに初めて会ったかもしれない。(笑
最後の展開はちょっと性急だった感はありますね。
刑事の人が源という伏線も活かせなかったですし。
ただ、ハッピーエンドで終わったので凄く満足感がありました。
島田まゆさんはあれ以来見かけないのが残念ですね…
二足の草鞋生活してたみたいですし、普通にOLやってたりするのかな…
コメント by フラン — 2015/5/14 木曜日 @ 10:03:08
おいおい、日本語があまり上手でもないけど、最初の部分を読んだだけで違う小説のことと思った。だいたい竜殺しのことはどうでもいいでしょ。カイルが復讐者だということだけが大事でしょ。全てを失ってそれでやっと魔王を倒して、魔王が用意してた過去に戻る為の魔道具を偶然に横取りした後の話でしょ。今は日本語の無料バージョンを探しるけど、英語でもう通訳した部分からこれぐらい分かった。どこの小説のことを話してるつもりだ?
コメント by Jason — 2018/5/27 日曜日 @ 15:49:49