■[ラノベ]揺れる乙女の恋心「魔法科高校の劣等生 17 師族会議編 上」
魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編 (上) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-08-08 )
魔法協会を通して伝えられた四葉家の次期当主の指名とその婚約者の発表。
それは一条将輝や七草真由美といった十師族の直系だけではなく、
幹比古やほのかといった一般の魔法師にも知れ渡ることになり、
特に後者の人々に多大な影響を与えることになり…
やっぱりほのかが一番ショックを受けるよなぁ…
それを見越して自分の口から告げた雫は流石は親友だけど、
まさか愛人の選択肢まで提示するとは思わなかったです。
でも、よくよく考えたら四番目の選択肢である、
「世を儚んで自殺」という発想に決して至らないようにするために、
愛人という選択肢をわざと提示したのかもしれない。
それにしても深雪を前にして立ち向かおうとするとか、
ほのかは予想以上に強い子だよなぁ。
まぁ、個人的には愛人ルートが一番確実性が高いと思うんですが。(ぉ
それに比べて真由美さんは煮え切らないというか…
それでも滲み出てくる真由美さんの恋心がニヤニヤ度が高いです。
そんな恋心を七草弘一も把握しているからこそ、
色々と暗躍しようとしているんだろうけれども、
今回の師族会議での情勢を考えればしばらくその線は消えちゃうのかなぁ。
真由美さんは可愛いからもっと出て欲しいんだけれども。
その師族会議ですけれど、他の十師族の面々が遂に出揃いましたね。
そして出揃ったと思ったらいきなりのメンバー変更な上に、
そこに今までの騒動の黒幕であるジード・ヘイグの捨て身のテロ行為と、
更にUSNAの動向も絡んできてまたもや緊迫の展開になってきましたね。
この師族会議編は上中下の三編構成らしいので、
次の冬頃の発売の中編もそうですが、その先の刊行も既に待ち遠しいですね。
それはそうと裏表紙のデフォルメされた正装した十文字先輩が妙に可愛かったです。(笑
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