■[ラノベ]王女の受難「魔弾の王と戦姫」12巻
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉12 (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2015-07-24 )
作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 1
Kindle版:魔弾の王と戦姫 2
Kindle版:魔弾の王と戦姫 11
Kindle版:魔弾の王と戦姫 12
11巻は戦姫たちがヒロインでしたが、この12巻ではレギン王女がヒロインでしたね。
次々と難題が舞い込み、それでも根気よく頑張ってきたご褒美なのか、
レギン王女の見せ場が多い12巻でした。
もっとも見せ場とピンチはほぼ同義だったような気もしますが…
ジスタートで新たな戦姫となった元傭兵のフィグネリア。
エレンとリムの二人とも面識と因縁のある双剣使いですが、
取り敢えず今回は彼女の出番はジスタート国内のみでしたね。
彼女の活躍は13巻以降に持ち越されるみたいです。
そしてブリューヌ国内の情勢ですが、
ティグルたちが王都に凱旋したと同時に起こった王女暗殺を狙った策謀。
首謀者に将来の具体的な展望がないあたりが絶望的ですが、
そんな事件に巻き込まれて有能な騎士が倒れていくのには口惜しいものがありましたね…
レギンも辛抱強く頑張ってきたのにこの仕打ちだからなぁ…
今後はこの事件を引き合いに反対派を押さえ込めるかもしれませんが、
それでも失った命はあまりにも惜しいものでした。
ラブコメ的にはレギン王女のお風呂乱入事件は見逃せないですね!
ティグルは本当にヒロインたちの全裸シーンに居合わせることが多いな!(笑
誰に対しても誠実であることはティグルの美徳だと思うけど、
そういったところもしっかりと見抜いているレギンは正妻度が高そうです。
これはエレンもうかうかしてられませんなー
ムオジネルと魔物の動向も気になるところですが、
ラストの一文がもっとも気がかりです。
無事だとは思うんですけど、はたしてどうなるのか…
いよいよ物語のクライマックスが近づいてきたように感じますし、
今後の展開が楽しみです。
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