■[漫画]つむぎちゃんの成長「甘々と稲妻」5巻
甘々と稲妻(5) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:雨隠 ギド
出版社:講談社( 2015-09-07 )
作者サイト:連続10時間睡眠 //
作者twitter:雨隠ギド (gidogakure)さんはTwitterを使っています
Kindle版:甘々と稲妻 (1)
Kindle版:甘々と稲妻 (2)
Kindle版:甘々と稲妻 (3)
Kindle版:甘々と稲妻 (4)
Kindle版:甘々と稲妻 (5)
クリスマスを幸せに過ごしたつむぎちゃん。
同じ幼稚園の男の子に幸せのおすそ分けをしようとしたら拒絶され…
■その21 もちもちお餅でちからもち
同じ幼稚園に通う男の子である秀(すぐる)くん。
クリスマスの時から不機嫌で癇癪を起こしてお父さんを困らせてるんだけど、
そこに救いの手を差し伸べるつむぎちゃんはマジで良い子でしたね。
溜まりに溜まっていた秀くんの思いが涙と一緒に溢れだした場面とか、
同情とか憐憫とは違う、別な感情で涙が出そうでした。
なんだろう、自分の子供の頃を思い出しての共感が一番近いかもしれない。
それにしても優しく諭してあげるつむぎちゃんが尊かったです。
これは秀くん、惚れちゃうね!
■その22 お久しぶりのブリ大根
この作品の舞台がどこなのか正確には分かりませんが、
普通にそこそこ積雪がある地方なんですね。
張り切ってたのにすぐに雪かきに飽きるつむぎちゃんが可愛いし、
初登場の小鳥ちゃんのお父さんに抱き上げられて、
何とも不思議な表情をしている小鳥ちゃんも面白かったです。(笑
なんだろう… クマ相手の死んだふりみたいな…?
それにしてもお父さんは生き方が不器用そうな人だったなぁ。
つぶらな瞳といい、オニというよりもクマが近い気がする。
悪い人には思えないんだけど、何が原因で離婚したんだろう…?
やはりお母さんがTVに出るのが反対だったとか…?
それはそうと、ブリ大根を食べるつむぎちゃんが可愛かったです。
そうだね、しみしみだねー
味がしみているというのはどういうことなのか学ぶつむぎちゃんなのであった。
■その23 おたんじょうびとおすしケーキ
つむぎちゃんが6歳ということは年長さんなんですね。
ということは来年、というか数カ月後にはもう小学生なのか…
ホント子供の成長はあっという間だなぁ…
今回は自分のお誕生日会の料理を小鳥ちゃんの家で一緒に作ってましたが、
小鳥ちゃんがつむぎちゃんにお姉さんしてる姿を微笑ましく見る母、という構図がありましたね。
確かに小鳥ちゃんは一人っ子だから、つむぎちゃんは妹みたいに見えちゃうかな。
周りのママさんたちも小鳥ちゃん母と犬塚先生のカップリングで盛り上がってたけど、
小鳥ちゃん的には違う関係になりたいのでは…!
最近ラブコメ要素が薄かっただけに今回はちょっと心が踊りましたね!
それと「その21 もちもちお餅でちからもち」でも伏線張られてましたけど、
やはり小鳥ちゃんの友人のちよちゃんとゆうかちゃんは親戚でしたね!
私が3巻で予想した通りでした!(ドヤァ
■その24 ウソつきとパルなんとかスパゲティカルボナーラ
年長さんだから年少さんの世話をするのはよくあること。
でもお姉さんだけどまだまだ子供なので、
つむぎちゃんは嘘をついた罪悪感で泣き崩れちゃうのだ…
うん、小鳥ちゃんが笑ってしまうのも仕方ないよね。
微笑ましくて可愛かったです。
そういえば私はパスタ料理ってソースは市販のをそのまま使ってばかりなので、
今度やってみたいですね。
カルボナーラって割りと好きな料理ですし。
つむぎちゃんの包丁の使い方はまだ危なっかしいけれど、
包丁を使うことが出来た時の表情は写真に残しておきたいものがありましたねー
成長というものを感じることが出来ましたよ。
■その25 夜空の下のほくほくコロッケ
はじめてのおつかい盛大に失敗…!
この手の作品で失敗は珍しいけれど、
更に大怪我するとか大丈夫なのかとソワソワしちゃいました。
何よりトラウマになっておつかいが苦手になるかと思ったけど、
ちゃんとおとさんがフォロー出来たようで安心しましたね。
それと描き下ろし漫画は犬塚夫妻と八木ちゃんの高校時代のお話で、
これがまた良かったですねー
しかし犬塚先生の嫁になる多江ちゃんと八木ちゃんが幼馴染みだったとは意外だ…
2巻の時に「…またこーゆー役回りなのか…」とこぼしてましたけど、
犬塚先生のこと好きな女の子を傍で見守るという役回りを、
高校生の時からやってたんならそう言いたくなる気持ちもわかりますね。(笑
それにしても恋する多江ちゃん可愛かったなぁ…
佳人薄命と言いますが、亡くなってしまわれたのが本当に惜しいです…
描き下ろし漫画含めて素晴らしい5巻でした。
このペースだと6巻では小学校への入学準備とかも始まりそうだし、
続きが楽しみですね!
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