■[漫画]愛するよりも愛されたい。「アパルトめいと」2巻
アパルトめいと 2 (書籍扱い楽園コミックス)
著者/訳者:犬上すくね
出版社:白泉社( 2015-09-30 )
作者サイト:docile -犬上すくねファンサイト-
作者twitter:犬上すくね (sukuneinugami) on Twitter
Kindle版:アパルトめいと (1)
セフレ以上友だち未満の二人が借金という絆でか細く繋がる大人のラブコメ。
しがないライターで恋愛は受け身で忠犬的な雨宮工と、
元カレに三股されたのがトラウマになっている沢渡梢。
この二人の物語もこれにて完結です。
今更気付いたんですけど、雨宮くんって犬ですよね。
恋ディスでの大前田も犬でしたけど、雨宮くんの方がよっぽど犬。
恋人になる前だとはいえ、元カレと酔った勢いで寝ておきながら、
それを「つまらない理由」と一蹴するほどの忠犬っぷりには、
正直頭が下がる思い、というか自分を卑下しすぎでしょう!
一周回ってある意味度量が広いように見えるのがある意味凄い。
梢さんに目の前で去られて追いかけずに寂しそうな顔をするだけなのが、
いかにも雨宮くんって感じでしたね。
しかし梢さんもずるくてひどくて冷たい人だ。
元カレとのトラウマから自分から愛するよりも、
人から愛される方がよくなったのは理解できます。
だからこそ雨宮くんにほだされちゃったんだと思いますし。
しかし酔った勢いとはいえ浮気前科のある元カレとあっさりとベッドインするばかりが、
あまつさえそれを雨宮くん本人に言うとか!
この暴露は心折れる男もいそうな気がする…
まぁ、書き下ろし短編を読む限りだと梢さんもほだされまくって、
雨宮くんに対して自分から愛するような兆しが見えてることから、
愛のリハビリがうまいこといってるようでよかったですよ。
しかし書き下ろし短編で100×200の方とこう繋がるとはなぁ。
それと100×200のタイトルにそんな意味があるとは思いませんでした。
なるほどなぁ。
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