■[漫画]作者本人が一番面白い「アオイホノオ」1巻
アオイホノオ 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:島本 和彦
出版社:小学館( 2008-02-05 )
定価:¥ 540
コミック
ISBN-10 : 4091512682
ISBN-13 : 9784091512680
燃える漫画家、島本和彦の最新作の主人公は若き島本和彦だった…!
「この物語はフィクションである。」
とデカデカと書いているがそんなの関係ない。
これはどう考えても島本和彦本人だろうと読者全員が確信できる。
大阪大作家芸術大学一回生の焔燃が80年代のデビュー直前、
大学内で庵野秀明や矢野健太郎といった後のビッグネームと出会い、
少年サンデーであだち充や高橋留美子といった若き才能の発露を目の当たりにし、
「自分だって…!」と思いながらもくすぶり続ける―。
そんな将来の可能性を秘めつつも当時のオタク生活にどっぷりとハマる、
少々自堕落な生活も描いた作品。
「放課後、体育館ウラにおいで。」(あだち充)
「ショックです。そんな目でいられていたなんて。」(高橋留美子)
と帯に踊るように島本先生容赦なくやりまくりです。
多分、島本先生だから出来たんだろうなぁ。
ちなみに巻末では庵野監督との対談が収録。
漫画のネタに使った本人がそのまま登場という面白いことに。
しかし二人が大学で同期だったのはこの漫画で初めて知りましたよ。
それと今週のヤングサンデーでも対談が載ってるのでそちらも注目です。
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