■[漫画]痴女の目にも涙「実は私は」14巻
実は私は 14 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2015-11-06 )
Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)
Kindle版:実は私は (12)
Kindle版:実は私は (13)
Kindle版:実は私は (14)
TVアニメは無事終わったけれど原作のノリはノンストップ。
割りとシリアスっぽい展開があったと思ったら、
唐突にカブトムシ捕りをしようとし始めたり、
全校を巻き込んでの流しそうめん回をやったりと、
読者の心を一箇所に留めずにジェットコースターのように展開していきます。
とはいえこの14巻は全体構成が非常に秀逸というか、
後半からは痴女二世こと紫々戸獅穂がメインでしたね。
みかんが未来に行った時の話が伏線になっているのには無駄に感心しましたよ。
今まで何度も痴女として黒峰くんにちょっかいかけてきたけど、
狼男である自分を怖がらず、自然体に接してくれた黒峰に惹かれつつも、
白神さんの友人として一歩下がったところに居たのに、
未来の知識で自分が黒峰くんの嫁かも? となった時のあの表情!
いつもはだけてばかりいる獅穂だけど、
全裸よりもこの赤面顔が一番魅力的だよ!
まぁ、この後ふつうにラブコメしないあたりは、
何とも「実は私は」だなぁ、としみじみ思ったものですが、
それにしたってあんなオチがあるとはなぁ…(笑
サブヒロイン三人とも目的は違えども、
頑張って未来を変えようね…!
しかし桃地…
未来を変えたら自分が生まれることはないと思うんだけど…
そこまで思い至れないほどにバカなのか…
哀れな…
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