■[漫画]遠月革命「食戟のソーマ」16巻
食戟のソーマ 16 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:佐伯 俊 森崎 友紀
出版社:集英社( 2016-01-04 )
作者サイト:傾国美塵
Kindle版:食戟のソーマ (16)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 食戟のソーマ
遠月学園の学園祭”月饗祭”も既に3日目。
遠月十傑の久我先輩が率いる中華研に真っ向勝負を挑んだソーマだったが、
その牙城を中々崩せないばかりか赤字から抜け出せない…
しかし、そんな状況でもソーマの目はまだ死んでなくて…
逆境から逆転していく展開が少年漫画らしくて熱い!
その逆転に結びついたのが秋の選抜で身に付けたカレーの技術と、
同じく秋の選抜で対決した美作昴との縁。
そして裏方の田所ちゃんもスタジエールで学んだ事と、
郷土料理研究会で培った絆だという事実が素晴らしいんですよね。
「食戟のソーマ」はこういったストーリーの構成力が地味に凄い作品だと思います。
そんなソーマの快進撃から一転しての後半の展開も凄い!
唐突に出てきたえりなの父親である薙切薊。
その不気味な佇まいは元より、
彼が開陳する美食の持論は遠月学園と真っ向反対するモノということも、
彼への嫌悪を高めるんですよね。
しかも、彼がえりなに行った教育内容を知ってしまうと、
かなりヘイトが溜まるってもんですよ。
そんな薙切薊がまさかああいった立場になるとは…
これは唐突なターニングポイントがやってきたなぁ、という感じです。
物語の展開的にえりなのヒロイン度が高まること待ったなしですね!
続きが楽しみで仕方ありません!
最近のコメント