■[漫画]天へ到る塔と地上の人々「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る！」」17巻
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (17) (カドカワコミックス・エース)
著者／訳者：石田 あきら
出版社：KADOKAWA/角川書店( 2016-02-24 )
原作者サイト：m2lade JAM
原作者twitter：橙乃ままれ(@marmalade_macro)さん | Twitter
作者サイト：LifeLikeLove
作者twitter：石田あきら(@Akira_Ishida)さん | Twitter
Kindle版：まおゆう魔王勇者 (17)
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遂にクライマックス直前！
開門都市での人間と魔族との興亡も飽和点を迎え、
勇者と魔王は世界の収斂を回避するために精霊を説得するため天塔に登り、
この世全ての悪のような大主教は全てを手に入れるためにその後を追い、
取り残された地上の人々は凄惨な戦いをして…
まずは長大な原作をよくここまで描いたなぁ、とまずは感心します。
まぁ、まだ完結したわけではないんですけど、ここまで来たらあと少し。
表紙がメイド姉なのも納得ですよ。
裏表紙が王弟元帥なのも良いですよね。
群像劇のクライマックスということで、
主人公格である勇者と魔王はむしろ脇役へ押しやられ、
青年商人に女騎士、そして女魔法使いが主役のような大活躍ですよ。
特にこの女魔法使いは役回り的には悲壮なものがあるんだけど、
本人からはそういった覚悟は全く漂ってこないんですよね。
むしろ大好きな勇者の役に立てることに対する歓喜が感じられるほどです。
うーん、これも石田あきらさんの作画あってこそだよなぁ。
さて、次回はついに完結です。
あの丘の向こうを見るために歩み出した勇者と魔王の物語はどういった結末を見るのか。
農奴という身分から一人の人間として立ち上がり歩き出したメイド姉は、
どういった姿を見せてくれるのか。
今から本当に楽しみですね。
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